スペインマドリードでワールドチャレンジレースを走って来ました。
有り難く出場の許可を貰いました。
ワールドチャレンジは各国で行われているオリンピックより出るのが難しいダイヤモンドリーグに続くカテゴリーになります。
試合の出場方法は少し独特です。
各レースにミートディレクターという方がいてその人の判断で出場が決まります。
実績、タイムを中心に会場にいるお客さんに楽しんでもらう事を一番に考えられています。
会場は大学の競技場くらいの大きさが多く端のレーンギリギリに人が立っていて手を伸ばせばタッチが出来そうなくらいです。
走る方はそれでも全然気にならないと思います。
1万人くらいの小さな競技場でも満員になれば5万のスタジアムの半分埋まるより断然雰囲気が出ます。
そして同じ高さから近い距離で観て、より楽しんで頂く事。
僕は過去にスイスで行われたレースで100mの許可を貰いました。
現地に着くとなぜか200mに名前が入っていて、すぐにミートディレクターに質問をすると
「200mの方がタイムがいいから変えておいた」と。
来週他の国で200mに出るから明日は100mがいいと伝えたら少し怒られてしまいました。
先程も伝えた通りお客さんの為にが1番だからです、
そう考えれば結果的に競技会が成功したと思えるかもしれません。
ほとんどの人が笑顔で満足して帰っています。
僕はまだまだ観客の方々を満足頂く走りは出来ていませんが選手と観客の距離が色んな意味で近い雰囲気が好きなのでこれからも出続けて活躍するように頑張ります!