三田村演丈先輩。 | 10-FEET TAKUMAオフィシャルブログ Powered by Ameba

三田村演丈先輩。


今日も親父は上機嫌でした^ ^

全体の肝臓の全体の数値は少しずつ良くなっています。でもまだ肝性脳障が良くなるには至らなく、昨日、一昨日はたまに僕の事が解らなくなる時もありました。

「なんでコイツは若いクセにこんな馴れ馴れしいねん。」

という感じです。でもこれは肝性脳障特有の症状で、一時的に認知症に似た症状が出るモノです。

同じ病気で父ちゃんを亡くした友達が「急に性格が変わった様になったりもするけど気落ちせんとしっかりな!」と、予備知識の無い僕に事前に教えてくれていたのです。

今回父ちゃんの事をFacebookやブログに上げる様になってから、沢山の人に励ましを貰ったり、また同じ境遇の人から相談を受けたりする様になりました。

父共々、気にかけて頂き本当にありがとうございます。

この文がまた、誰かが誰かを助ける時、勇気付ける時の小さな支え、少しでも不安に打ち勝つ力になればいいなと思います。

僕は考え込む父を見て、思い切って切り替えて恐る恐る「三田村さんは…」と話しだすと会話はスムーズになりました。

僕が誰か聴いてみても「解りません。誰でした?」と応える事「三田村さん」という話しかけにしっくり来て話し続けるのが最初は堪えましたが、治るまで家族が気落ちしてる場合では無いので、太陽の様なスマイルパワーでどんどん行きます^ ^

話しの節々で「早記は気は強いけど、それは心細いからでもあって、それ以上にものすご優しぃてワシの可愛い可愛い娘です。」「卓真はあかんたれやけど、あれもまた優しいやっちゃねん。音楽もアホな所も、要らん所だけ似てしもて、ほんでも可愛い可愛い自慢の息子ですわぁ。」と話すので、嬉しさともう一つ、よくわからない不透明な何かに防波堤が崩れそうになりますが、グッと呑み込んで親父が興味ある話をどんどん出して行きます。

しかしまぁ息子ったらしの娘ったらしですね^ ^

ここ二、三日は話せなかったりほとんどを忘れてしまったりが続いて居ますが、相変わらず自分の大切なモノだけは忘れきりません。

普段野暮な話をしない父だっただけに、僕は本当に嬉しく思ってます。

時には「私には息子も娘も居ません。」ときっぱり言う事もありますが、随分昔と記憶が混濁しているものと思っています。

ひょっとしたら認知症も併発しているのかも知れませんが、同じ状況に立っている人、これからそういう境遇に立つ事になった時には、気をしっかり持って勇気づけてあげて欲しいです。いろんな事が頭でぐるぐる回って解らなくなって、不安を伴ってひたすら「ここに居たらダメだ」という気持ちになるんだそうです。

それを忘れないであげて下さい^ ^

徘徊グセもそこから来るのだそうです。

そして励ます方も、ずっとスマイリーに振舞っていても、知らず知らずのうちに、心が疲れる事もきっとあると思います。頭では大丈夫と思っていても。

やので、自分の日常も大切にしながら、目の前にある仕事もしっかりして、時には仲間に笑いや勇気を貰って、そして家族みんなで幸せに向かって皆が力強く歩めたらいいなぁと思います。

僕自身、この所毎夜仲間に笑いやすっとぼけを喰らって元気モリビルにして貰ってます^ ^本当にありがとう。

明日も何処かで悲しさや悔しさ、虚しさと闘ってる人が居るやろう。

みんなが悔いなくしっかり歩める事を祈っとる!


ほな明日も行ったんでぇ♪


俺は大丈夫です^ ^父ちゃんも大丈夫^ ^家族パワーで治す所を見とって下さい^ ^



ではでは^ ^



photo:01


父ちゃんが10-feetを聴いている所を姉ちゃんが撮ってくれました^ ^

お気に入りの写真です^ ^