こんにちは、実にゆっくりだが春が近づいてきたのョ

今年は雪がとても少なかったのでよかったなとしみじみ思う

ココ近年、爆雪にヤラれていたのでマジで泣いていた

きっと今年も

『まだコノ程度だが、いつかビッグウエーブが来るハズだ!』と

いつもビビっていたがもう3月!

・・・終わった、OK、もう大丈夫。(だと思う)

ただ今年はウチの地域 (いわゆる日本海側と呼ばれる地方)はたいした事無かったが、太平洋側と呼ばれる帯広、釧路、根室地方はヒサンだった様だ、爆弾低気圧と形容されるオニの様な低気圧が連打で襲い掛かったので普段降らないトコが豪雪地帯になってしまったのョ

そんな中、ウチの娘(高校で軟式テニスをやっている)が釧路で試合の為

ヨメさんと応援に駆けつける事となった

一泊二日だが久しぶりの遠出なのでちょっとワクワクする

出発当日、仕事も早く上がり、準備などをして1時間くらい仮眠した後
午前0時きっかりにクルマを発車させる
 
生憎の雪模様だが、目的地釧路の向けてアクセルを踏み込む
今回のルートはハイウエイを使わない、往路はゆったりと一般道を行く
 日勝峠を越えて行くスタンダートなルートだ
ただ、出発の日の朝まで日勝峠は吹雪のため通行止めだった・・・

会社の後輩等に『日勝超えてくんスカ!高速じゃないんスカ!』
と言われたが、真夜中の日勝越えなんてトレーラーに乗ってる頃
『道東行くなら日勝だべ、狩勝なんてwww』とイキってた25年前
を思い出して走りたかったのだ

AM2:58
走り出して3時間弱まあまあ雪はあったが頂上を越え、十勝の国に入る
 
清水ドライブイン横で撮影タイム
寒いが思ってた程ではない、やっぱり暖冬なんだなと思ったね
峠を降りてひたすら国道38号線をはしる

AM3:30 帯広をクリア、この辺からツラくなる

時間もそうだが実に単調な道路が睡魔を引き寄せる
 
AM5:00 音別をクリア、あと30分程で釧路だが眠さもMAXなので

馬主来(ぱしくる)のP帯で少し寝る
 
馬主来(ぱしくる)とはアイヌ語でカラスの意味
やっぱり東の方は夜明けが早いな、空が白んできた、1時間程寝るョ

がしがし、ションベンがしたくなり30分程で起きてしまった
立ちションでもイイが良心が邪魔をするし結構周りに車が多い

北海道って公衆便所が冬は使えないトコが多数あるのだ
ココ馬主来のP帯にもでかい便所があるが例に洩れず冬季休業である
もう少し行ったトコに年中無休の公衆便所あるのでソコで用をたす

※チョッと汚いハナシで申し訳ない

スッキリしたところでまた走り出すがサイドシートでヨメさんはイビキをかきながら爆睡中だ(怒)

AM6:00 白糠をクリア
 
右手は太平洋である、強烈なライジング・サンを浴びながらひた走る

ここで、『ちょっと早いナ、よしオメーに鶴を見せてやるぜ』
と、チョット遠回りだがまだ早いので鶴居村の少し手前にあるスポットにマシンのノーズを向ける

 
AM6:45 鶴居村の鶴見台という場所に到着、早速

『おおッ、いるぜッ』

『・・・んッ』
 
・・・・白鳥だ
 あれ~ぇ、丹頂(タンチョウ)が居ないじゃんかヨ

表にトメさん(タンチョウの世話をしているばあちゃん)を発見

オレ
『おはようございます、タンチョウ来てないんですか?』

トメさん
『ん~寝てるんだヨ、まんだ早いしな~』

 く~ココまで来て見られないとは無念だがしょうがない

オコすわけにもいかないし・・・
・・・明日の帰りにリベンジすると心に誓い鶴見台を後にする

 
冬の釧路湿原を見ながら会場に向かう

途中ガソリンを補充するがココまで360Kmの道のりだった
正味の走行時間は約6時間でウチから釧路まで来る
高速を使えば4時間半強で着くだろうが今回は
ノスタルジックな走りに浸ってきたのでコレでいいのだ

そして最終目的地である湿原の風アリーナ釧路に現着
 
 クルマの中でヨメさんとコンビニ弁当でブレックファストを楽しむ

ムスメ達は前乗りで釧路入りしているのでココの会場で落ち合う

そして
一回戦、快勝
二回戦、負け
・・・以上。
激しい怒りが湧き上がるが、まあいい

ヨメさんがウマイ子の戦いっぷりもビデオに撮りたいが
メモリーが一杯ですと警告が出たという

そこでコイツの出番がやってきた
 
VAIO PCG-R505Rッ!オマエの出番だ、バッテリーはビンビンだぜ!

がしかし
 
 なにィ~138分だとお~ッ
ビデオのメモリーが一杯なので持参したバイオにブチ込もうと思ったら、このザマだ、たった8GBなのに
 
USB1,1ってこんなに遅いのね

ダメだ、ウマイ子の試合に間に合わんがこのままにしておこう

30分後様子を見に行くと

バッテリーが果てていて起動すらしない、チーン。

ま、しょうがないナ、薄々は感じてたけどね。

一瞬、メインマシンを持って来れば良かったかな等と思ってしまった
電源は会場で、モニターも会場の液晶テレビでスグにエンコードして
DVDにして親達に配れたのに・・などと思ってしまった

 試合後、チームメイトの保護者達と居酒屋でディナーを取り
リザーブしてある宿に戻り就寝、居酒屋で結構呑んだのに
朝6時に目が覚めてしまうのが悲しい・・・

今日の予定は宿の目の前にある和商市場を散策
釧路フィッシャーマンズワーフMOOでお土産を買い
帰り道の帯広の豚丼食って十勝川温泉で汗を流し
高速に乗って帰宅

・・のはずが

和商市場は日曜定休日、まずは出鼻をくじかれた北海道の3大市場なのに
          (函館の朝市、札幌の二条市場、釧路の和商市場)

 釧路フィッシャーマンズワーフMOOは10時開店、出発は9時だ

ムスメ達も貸し切りバスで9時頃札幌に向かって出発して行った

そうだ、昨日のリベンジを忘れていた『鶴、見に行くぞ』

鶴を見て、戻ってきてイイ時間だナ

AM9・30 再び鶴見台着

だが画像はない、ナゼなら、居なかったからだ(涙)


本来この様に居るはずなのだが (参考画像)
 
前出のトメさんが『寝坊だな。』の一言を言い、家に戻っていった

実に残念だしテンションが下がる、なんか釧路の町まで戻るのが
面倒臭くなったので、予定変更だ、基本同じ道を戻るのは好きではない

『ようし、ココまで来たら摩周湖を見せてやるッ』

ハラは決まった、かなり遠回りだが北見まわりで帰ろう

AM10:30 摩周湖着
 
 
今年は結氷していない、暖冬だからか

布施明の歌にもあるが霧の摩周湖が見たいという輩がいるが
霧の摩周湖は霧しか見えないのだ

 サイコーなのは、登ったとき霧であきらめて売店で買い物してるとき、
サーっと霧が晴れるというヤツだ、オレも100回以上ココに来たが
2,3回ぐらいしか見たことがない位レアな現象である
実にドラマチックな演出にシビれたものだ
 
おみやげをココで買う、釧路管内だからイイだろうと判断した


AM11:30 美幌峠着
  
スゴく天気が良かったので結氷してる屈斜路湖を眼下に左奥には
知床の山々が見える

このあと美幌の町をクリアして北見に入る、昼はラーメンで済まして

PM2:00 温根湯の道の駅で給油と休憩
 
道東ではココだけしかない白い恋人のソフトクリームを食べて
ゴキゲンなヨメさん

PM2:40 石北峠頂上着
 
この峠も何度も越えてるがココに停まったのは初めてである

PM3:00 銀河・流星の滝着
 
非常にわかりづらいが画像真ん中に滝が流れている
銀河の滝はまだカッチカチに凍ってる為写さなかった

ココから20分ほど走るとやっと高速道路に乗れる
 
PM4:30砂川SA 砂川ハイウエイオアシス館着
 
  ココに入ってる北菓楼という道民にはメジャーなお菓子屋さんで
我々が食べるお土産を買い家路を急ぐ

地元(江別)に到着して洗車して旅は終わり
 
今回峠道が多かった、融雪剤などが撒かれてたので下回りをキレイに流さないと、錆びが回るのが早いので念入りに

赤が行き、青が帰り
 
 赤360km 青520km!    計880km

ハッキリ言ってキクぜ!
1泊2日で回る行程じゃないぜコレは
ゆったりした旅行ツアーじゃあ2泊3日掛けて回るコースだ
クルマも軽自動車だしキツいのョ

来年も行かなくちゃならないので今のうちからプランを練ろう

来年こそタンチョウを見ると心に誓うけんちちだ