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実はこの本、EMIさんが引越前に買っていたものです。
引っ越して半年になっても整理整頓がうまくいかず、一時的に片付けてもそのうち散らかっていくという状態が続いていました。
そんなとき、ボクはこの本を読んだことで今までの発想が間違っていたことに気がついたのです。
収納が必要だとか、家具を買い足すことで物を整理しようとしていましたが、そもそも物が多すぎるというのが本書の指摘してくれたところ。
物を減らすことに関してはいくつかのキーワードを知っていました。
・断捨離(だんしゃり)
・ミニマリスト(極限まで減らす人)
などがそれですね。
これはボクの個人的な見解ですが、
・断捨離(修行)
・ミニマリスト(マニア)
・必要十分生活(ライフスタイル)
という位置づけです。
本書のいいところはそのバランスと掃除に関するやり方にあります。
それ本当に必要?という問いかけから不要なものを処分したり、必要でないものを買わないようにしたりするのは3つに共通する基本ともいえますね。
必要十分生活ではその基本をしっかりやって必要十分なバランスを取ることを重視していて、それでいて好きなモノは好きなだけ持ってOKなので、極端に減らすことを意味していません。
著者の実例を紹介する形で「よろしければ参考にどうぞ」というスタンスで書かれているので、その中から気に入ったものを取り入れていくのが気楽でした。
物を減らして掃除しやすい環境になれば、毎日こまめに掃除するのが楽で快適に暮らせるとうのは、本書から得たヒントを活用して実現しようと思います
■目次
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▼プロローグ
・私もかつては片付けられない人間だった
・なぜ散らかるのか
・必要十分生活である状態とは
▼第1章 仕事編
・机の上を運ぶ
・机の上に不要なもの
・書類は一年経ったら捨てる
・デスクに引き出し入らない
・単機能は多機能に勝る
・ペンは2本だけ
・資料は国会図書館を利用する
・プリンターはいらない
・出張のお供はトートバッグ
▼第2章 日常生活編
・洗面所に置くものは1日1回ルール
・浴室はホテルを目指す
・バスタオルは不要
・トイレは入浴前に洗う
・靴は3足
・下着は3枚
・服は強制ローテーション
・化粧品のボトルは顔を向ける
・掃除機は不要
・ストック品は極力置かない
・飯は鍋で炊ける
・固定電、FAXは不要
・洗濯機はいらない
・スプレー缶は買わない
・ポイントカードは持たない
・まとめ買いはしない
▼第3章
・スマートフォンのホーム画面は1つだけ
・メールの受信箱は常に空にする
・情報は能動的に集める
・SNSは嫌になったらやめる
・テレビの録画はハードディスクいっぱいまでする
▼第4章 趣味嗜好編
・車は何も足さずに乗る
・音楽はデジタルで管理する
・レンタル品を活用する
・思い出は思い出して楽しむ
・趣味の物は思う存分家に置く
▼第5章 必要十分生活の心得
・私が必要十分生活に至るまで
・必要十分な状態になると片付けが楽になる
・選ばなくていいことは一流の証である
・知恵を絞ってルールを作る
・収納はスーツケースに入る分だけ
・自分と相手の領域を区別する
・必要十分生活テスト
・ついつい捨てられない物の処分例
・おわりに
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