![](https://stat.ameba.jp/user_images/20140527/13/0pallios/aa/7c/j/o0462013812954452576.jpg?caw=800)
大切な入力作業などをしている際に誤って「閉じる」を押してしまったのならば、このアラートが役立ちますが、そういったことは滅多にありません。私が遭遇するほとんどは、広告ページ(の作成者)が訪問者を無理やり引きとめようとするようなものです。
本来自分が「閉じる」の動作をすれば、ページはさっと閉じねばなりません。ところがページ作成者の意図によって、目的とするコマンドの実行が遅延されてしまい、閉じるためにひと手間かけされられてしまうのは、気の短い私としては非常に不愉快なことです。
その上、それへの対抗手段が自分の方に無いとすれば、無力感や被コントロール感などのせいで、なおさら不快を感じざるを得ません。
今までずっと解決策が見つからなかったのですが、先日やっとある方法を見つけました。数回テストを繰り返してみたのち、有効な方法であることが確認できましたので、それについて以下に述べます(ブラウザ「Firefox」限定の方法です)。
①Firefoxのアドレスバーに「about:config」と入力
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20140527/13/0pallios/6d/f4/j/o0462013812954452574.jpg?caw=800)
②「細心の注意を払って使用する」をクリック
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20140527/13/0pallios/c1/ff/j/o0473016412954452577.jpg?caw=800)
③現れたconfig設定画面の検索欄に「dom.disable」と入力するなどして、「dom.disable_beforeunload」の項目を見つける。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20140527/13/0pallios/0e/dd/j/o0465021912954452575.jpg?caw=800)
④dom.disable_beforeunloadの項目名をダブルクリックし、“値”が「false」⇒「true」に変更されたことを確認する。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20140527/13/0pallios/70/00/j/o0465021912954452578.jpg?caw=800)
これで、あの鬱陶しい確認用アラートは出なくなったはずです。
※但し、本当に必要な場面のアラートも出なくなってしまいますので、そのリスクを考慮のうえ、上記方法を適用するかどうかをご判断ください。
大事なページにだけアラートが設置されていれば、本来便利のためにある機能をわざわざオフにする必要もないのですが、必ずしもそうではないというのが実情ではないかと私には思えます。
なお、同時に複数のタブを閉じるときの確認(「複数のタブを閉じようとしています。すべてのタブを閉じてよろしいですか?」というアラート)は、上記の方法を適用してもオフにはならないことを確認しております。機能として異なるアラートには恐らく影響がないものと思われます。