ふぅ。
やれやれ。
やっと終わった…
受付を済ませて採血。
採血を済ませて注射。
注射を済ませて…と、一連の治療を終わらせためめお
帰りに、ヤキトリでも買って帰るかな。
手羽先のヤキトリなら、子分達も好物だし。
父には、マグロブツにしようかな。赤身の。
そうそう。パン屋にも寄って、あんパン調達して…
いや。しかし…
このナベルビン副作用、どうにかならんもんかね。
毛の抜けるコト抜けるコト、ハゲシクなる一方や。
たしか、薬剤師さんは｀ツルツルになるコトはないです´って言ってたが…。
ツルツル第一号まで、あとわずかって感じだぜ
今日見かけたら、話が違うぢゃないか！！って、とっちめてやろう…そう思っておったのだが………
ま。副作用の出方なんざ、個人差があるんだらうし。
とやかく言っても仕方ないのではあるが…
でも、ヒトコトくらい言ってやりたい……
ハゲシクなっとるやないかぁーっと……
どないなっとんのやーっと……
ふぅ。
やれやれ。
ま、白血球も元気だし。
ナベルビン治療第六クールも無事に開始できたし。
すべては、おかげさま…だよな。
うん。
佳き哉佳き哉…
「あーっ。いたいた。めめださん。」
治療を終えて、下りエスカレーターに乗り、会計に向かうめめお、聞き慣れた声に呼び止められましてん。
声の主は件の薬剤師さん。
おや、まぁ。
なんだか、いつもと違ってこざっぱりとしてからに…
めめお：おぅ。薬剤師さん。こんにちは
薬剤師さん：いやぁ。間に合った。
めめお：はい。無事に第六クール始まりましたよん。
薬剤師さん：採血の結果みて、ホッとしちゃって…
めめお：はい。おかげさまで。
薬剤師さん：効果、表れてますね。ヨカッタ。
めめお：おかげさまで。
薬剤師さん：ただ、白血球が少なくなってるので、それだけが心配なんですけどね。
めめお：たしかに。今日もギリギリの線…だったみたいで…
薬剤師さん：いや。でも、効果が見て取れてヨカッタ。それだけ言いたくて…
めめお：………
薬剤師さん：いや。ホントにヨカッタ。じゃ…
めめお：………
そか。
それだけ、かぁ。
ヨカッタ。それを伝えるために、めめおのあとを追ってきてくれたのか
息を切らして、走ってきてくれたんだな。
風に髪がなびいたんだな。薬剤師さんたら、………………オデコ、広………
めめおより、薄………
いやいや。
そんなシツレイなコト、言っちゃイカンな。
何せ、ナベルビンを使っての治療を、落ち武者主治医に進言してくれたのは、誰あろう、この薬剤師さんなのだから…。
モチは餅屋と言うが、クスリは薬屋…なんだな。
使用薬剤に関して、疑問に思ったコトを尋ねると、間髪いれずに解決に導いてくれるし。
その思いの丈の橋渡しを、主治医との間に取ってくれるのも、この薬剤師さんなんだし。
助けられとるもんな。
ナベルビン副作用云々は、とりあえず封印だな。
だって、薬剤師さんたら、めめおよりも……
回復してきたよ。
そう言って、｀そか。ヨカッタ´って我がコトのように言ってもらえるのって、こんなにウレシイ事なんだと、改めて実感致しております。
昨日の記事へ、たくさんのコメントを賜りまして、ありがとうございます。
えぇ。
ナベルビン&ゾメタの波状攻撃を仕掛けた翌日とは思えないほど、副作用もなく、美味しくうどんを食うコトができました。
『有り難い』とは、マサにこのコトだな、うん