結婚していても結婚していなくても
子どもがいてもいなくても
人間誰しもそれぞれ抱える悩みがあって、それでも今日を生きている。
そんな当たり前のことを気付かせてくれたのはブログという世界でした。
ブログを始めた頃は独身だった私。
あれから７年という歳月の中で結婚して母親になったけれど、今も悩みが消えることはありません。
子供が欲しくて病院に通っていた頃、先行きの見えない状況に何度も辛いと思ったことはあったけれど、それでも頑張れたのは、たとえ僅かでも子供を授かるという奇跡が起こるかもしれない！という前向きな思いがあったからだと思います。
今の私の悩みは治らない病気との向き合い方です。
治る病気、もしくは僅かな可能性でも治るかもしれない病気なら前向きに頑張ろうと思えるけれど、治らない病気との向き合い方は本当に難しくて日々色々な想いと戦いながら過ごしています。
入院中にもう一生分の涙を流したと思っていましたが、まだ少しだけ涙が残っていたようです。
日本に数える程しか症例のない病気。
宝くじを当てるより凄い物を引き当ててしまいました
このまま体調に気を付けながら過ごし、万が一出血したら輸血することで生き続けていけるのか？
ずっと薬を飲み続けるのか？
息子が大人になるまで生きていられるのか？
病気と上手に付き合うことができれば普通の人と同じように長く生き続けていけるのかもしれない。
症例がほとんどない分、今後どうなるのかわからないという不安はありますが、せめて息子がハタチになるまでは息子の側でお母さんで居られたらと思います。
良い歳をして高齢の両親に大きな心配をかけてしまっていることは申し訳なく思っています。
自分の子供が治らない病気にかかってしまったことで、もしかしたら親は私以上に胸を痛めているかもしれない。
この先、夫や息子や会社にも迷惑をかけてしまうかもしれない。
考えれば考えるほど重くて暗い話になるので普段は忘れたフリをして笑っているけれど、最後のブログなので今日だけは自分の弱さを思いっきり吐き出させてください笑
笑まわりの何も知らない人たちから見れば、私と息子が街を歩いていたら悩みなんてない幸せそうな親子に見えると思います。
私は昔からずっと自分は自分、人は人と思って生きてきました。
人間は無い物ねだりをする生き物だから隣の芝生は青く見えることも多いけれど、本当にその人が抱えている悩みなんてわからない。
だから私は今まで誰かと比べて自分が幸せとか不幸とかそういう物差しで物事を考えたことはなかったと思います。
自分の人生グラフの中で絶好調や絶不調を感じて浮き沈みを考えることはありますが、常に自分は自分と思って生きてきた気がします。
だから悩みながらも病気と上手く付き合っていけてるのかな？と思ったりしています。
唯一、人と比べない自分のそういう性格だけは好きだったりします
私は細かいジャンルを決めるのが苦手なので、今までプレ花嫁や妊活や子育てというジャンルはつけずにアラフォーというざっくりとしたジャンルの中で好きなことを書いてきました
読んでいるブログも子育てブログだけではなく、独身の方や夫婦二人暮らしの方から旅ブログまで様々な方々のブログを読ませてもらっています
もちろん子育てブログも毎回楽しく読ませてもらっています
アメブロを始めた理由の一つが、ブログという世界なら普段の日常生活では接点がないような人たちとも繋がりを持てるかもしれないということだったからかもしれません。
実際にそこから沢山の刺激や気付きをいただいてきました
その中で独身で人生を謳歌している方や夫婦二人暮らしの日常を綴られている方などに出会いました。
共通していることは、皆さん悩みを抱えながらも時にはその悩みを笑いに変えて、それでも人生を楽しもうとされている素敵な方々でした。
悩みなんてないし！って生きている人より悩みながらも前を向いてがむしゃらに頑張っている人のほうが人間らしくて私は好きです。
しかし、ブログって不思議な世界ですよね
会った事もない人達なのに誰にも言っていないことを言えてしまったり。
遠い世界の人だけど、心は凄く近くに感じたり
今回ブログをやめるにあたり、今までのブログを非公開にしました。
※今後のブログについてという記事だけは残しています。
結婚から育児までの記録として私が読み返したくなる日が来るかもしれないのでアカウントは残すつもりです。
非公開にした記事に対してイイね！やコメントを下さった皆さま、本当に申し訳ありません
秋から新しいアカウントで始める予定のアメ限ブログでは本当に限られた方たちだけと小さなブログの世界で繋がっていけたらと思っています
今まで本当に本当にありがとうございました
こちらのブログをやめると書いた日は少し名残惜しさもありましたが、今は母親としての自分の決断に後悔はなく清々しい気持ちでいます
それでは皆さまお元気で
さようなら