先日、六本木の国立新美術館で開催中の草間彌生展に行きました。

私の中での草間彌生さんといえば、水玉、おかっぱ頭というイメージ。

実は幼い頃から幻聴や幻覚に悩まされ、それから逃れるために、幻聴や幻覚を絵にし始めたのだそう。

幼い頃から幻聴や幻覚に悩まされるなんて、きっと私には想像もつかないくらい、苦しかったのではないかな。と思いました。

物体や人が水玉模様に見えるなんて。

誰にも理解してもらえない葛藤。

そういう、感情が創作意欲につながり、今では多くの人に認められる芸術家になったのでしょうか。

部屋全体がカラフルな絵やオブジェで彩られていました。

圧巻です。

力強さを感じました。

撮影可能なお部屋だったので、好きな作品をみんなカメラに収めていました。

もちろん、初期の頃の作品も。

少し闇を感じました。

この闇を乗り越え、力強い写真のような作風に変わったのかな？と勝手に想像したり。

草間彌生さんの代表作の水玉模様のカボチャ。

都心のビルの中でも圧倒的な存在感。

敷地内の木々も、草間彌生仕様に。

草間彌生さん、日本でも大人気のアーティストですが、一番初めは、渡米し、アメリカで認められたそう。

日本のアーティストなのに、日本国内では認められなかったが、海外で認められる。

その後、日本国内でも認められる。

よく聞く話です。

日本国内でも、もっと、新しいアーティストが活躍できたり、認められたりする場がたくさんあればいいのに。

そう思いました。

草間彌生 展

草間彌生展