初恋の人を探して・・・といった内容のテレビの予告を見た。

五月雨(さみだれ)は緑色 悲しくさせたよ一人の午後は
恋をして 寂しくて 届かぬ想いを暖めていた
好きだよと言えずに初恋は 振り子細工の心

放課後の校庭を走る君がいた
遠くで僕は何時でも君を捜してた
浅い夢だから 胸を離れない

なんだか判らないが、自分の中で「初恋」のメロディーが流れた。


そして、自分の初恋を思い出した。

なんだか甘酸っぱいものを食べているそんな気分になる。あの当時の自分は、好きだったあの子をいつも目で追っていた気がする。そして、授業が始まればノートには、好きなあの子の名前をいつも書いていた。まぁ、少なくとも私の幼少の頃はそんなことばかりしていた記憶がある。


まさしく、素直に初恋をした。

そのころ面白いことに、「一番目に好きな人は○さんでぇ、二番目は△さんかなぁ。三番目は□かなぁ。」という具合に、どういう判断基準か分からないが「好きな順番」なんて物が存在していた。

でも、「俺は、君のことが好きだ」なんて、口が避けても本人の前では言えなかった。

何でこんなこと書いているのか不思議だ・・・

まぁ昔は素直だったんだろう。