自由が丘  青い鳥物語

日本一の「切らないたるみ治療」を目指して、
自由が丘に開業したクリニックの一部始終・・


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長野県佐久市にある東京電力調整池。



冬になると、ここには多くのカモ類が集まります。日本で見られるカモ類は、通年で見られるカルガモなど一部を除いて、ほとんどがシベリアから渡来する冬鳥です。



訪れたのは1月下旬。池は半分以上が凍結していて、たくさんの水鳥が氷の上で休んでいました。


カルガモ 羽を広げると青い羽色が目立ちます。

 


マガモ 
鳥好きは可愛いと思い、

ジビエ好きはおいしそうと思う・・(?)

 


オナガガモ 
極地に近いツンドラ地帯で繁殖し、冬を日本で過ごします。スマートで美しい水鳥です。

 


ミコアイサ 
ひときわ目を引く水鳥です。羽衣が巫女の白装束に似ていることからこの名がつきました。白黒で目の周りが黒いため、パンダガモとも呼ばれます。

都内でも、公園の池や川で今の季節には水鳥が見られます。どうぞご覧になって下さい。

 

 

 

 

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医学が日々進歩しているというなら、新しい発見が次々と登場しそうですが、意外なことに昔から言われてきたことをただ再確認しているだけのようなこともよくあります。

 

 

たとえば、カロリー制限は誰もが認めるアンチエイジングの大原則で、医学的に証明された唯一の長寿法ですが、昔から「腹八分目」と言われてきたことでもあります。最新の医学が明らかにしたのは、せいぜい8分目より7分目の方が良さそうなことくらい。

そしてこれは個人的見解ですが、今後大原則になると予想しているのが、時間生物学が教えるところの「体内時計を乱さずに生活する!」ですが、これも「早寝、早起き」として昔から健康法の定番です。昔の人がよほど賢いのか、それとも人の智恵なんてほとんど進歩しないものなのでしょうか。

 

「体内時計」については、1997年に時計遺伝子の存在が発見されてから、急速に時間生物学として学問的に進展しています。生活リズムの乱れが糖尿病や癌の発生につながるという証拠も積み上げられつつあります。昔に比べて格段に夜でも普通に生活できる環境が整い、一面ではそれは生活が便利になったということなのですが、もしかしたらそれが生物としてのヒトの生存を脅かしつつあるのかもしれません。

 

「体内時計」は生物にとって、かなり根幹のシステムです。ヒトだけにあるのではなく、それどころか地球上の生物全般にあると言えるほど普遍的な存在です。おそらく地球上の生物にとって、太陽があってこそ生存が可能になったでしょうし、またオゾン層が未発達だった頃には太陽光は生存を脅かすものでもあったはずです。地球上での生物にとって、太陽の周期に合わせることのできたものだけが、進化の淘汰をくぐり抜けられたのでしょう。

 

正確に言うと、生活リズムの乱れがどこまで健康に影響を及ぼすのか、その全体像はつかみきれていません。ただ生活リズムが、ヒトである前に地球上の生き物としての必要条件であることは忘れるべきではないでしょう。(メルマガ1月25日号加筆修正)

 

 

 

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「がん検診なんて意味がない!」などという検診無用論を聞くことがあります。あらかじめ告白しておくと、私は自分自身は検診を受けないくせに、人には受けることを絶対に(!)勧める派です。いつもは無用論を聞き流しているのですが、今回はせっかくですので(?)、無用論を論破して乳がん検診をお勧めしたいと思います。

 

検診に意味があるかどうかは、検診を行うことで、その疾患による死亡率を減少させることができるかどうかで判断されます。これがまず大前提の判断基準。ただ同時にできるだけ検診の「不利益」は少ない方が望ましいという注意書きがつきます。

検診の「不利益」とは、例えば乳がん検診では要精検とされる率が高すぎる場合です。要精検とされ、いろいろ検査されて最終的に乳がんの疑いが晴れたとすると、それは喜ばしいことではありますが、精神的、肉体的負担を考えるとはじめからちゃんと診断して!と言いたくなるでしょう。またマンモグラフィでは放射線被曝が避けられないことも「不利益」のひとつに数えられます。


そうして、乳がん検診はどうかというと、まず大前提について、マンモグラフィによる乳がん検診は、40歳以上の女性の死亡率を下げる効果があることは、諸外国で行われた多くの大規模試験で証明されています。ただ、40代女性では乳腺濃度の高い(デンスブレスト)方が多く、その場合乳がんの発見率が低くなるため、「不利益」も無視できないと考えられています。

 

 

先頃若くして幼子を残して乳がんで他界された有名人の方がいました。彼女の場合最初に異常を指摘されたのが授乳期だったといわれていますから、年代は違えど、まさに高濃度乳房(デンスブレスト)だったわけです。

 

乳がん検診では、もう検診が有用か無用かという結論は出ていて、40代の高濃度乳房(デンスブレスト)対策をどうすればさらに有用性を高めることができるかが議論されています。日本で行われた大規模な臨床試験では、高濃度乳房(デンスブレスト)対策として、超音波検査が有望であることが示されています。しかしまだそれが死亡率減少につながるかまでは明らかになっていません。

米国では高濃度乳房(デンスブレスト)の検診受診者には、それを告知する方向で法整備が進んでいます。もしも乳腺外来で専門医と話す機会があれば、自分が高濃度乳房(デンスブレスト)かどうか、そして望ましい検診方法について(マンモグラフィだけでいいか、超音波検査も併用すべきか)アドバイスを求めてはいかがでしょうか。

 

世界的に見たとき、先進国ではすでに乳がんの死亡率は、低下傾向にあります。ところが残念ながら日本では上昇傾向に歯止めがかかっていません。その一因として指摘されているのが、乳がん検診受診率の低さです。検診率は年々上昇してはいるのですが、2016年で45%と、欧米諸国の70~80%に比べるとまだまだ低いといわざるを得ません。ブログ読者の皆様、くれぐれも乳がん検診をお忘れなきように。

 

 

(参考)

患者さんのための乳がん診療ガイドライン2016年版

日本乳癌学会編

金原出版 2016年

 

乳がん検診における超音波検査の意義

鈴木昭彦

医学のあゆみ

2017;261(5):363-367

 

 

 

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