トリネガ乳がんでも★わたしはワタシ★

トリネガ乳がんでも★わたしはワタシ★

2015年11月「乳がん」告知。
術前化学療法(FEC4×ドセ3)
2016年5月「乳房温存手術&腋窩リンパ節廓清」
病理検査の結果「トリプルネガティブ」が判明。
2016年7月「放射線治療25回」終了。
現在経過観察中。
アメンバー申請は現在受け付けておりませんm(_ _)m

 

 

私の夫は仕事で

能登半島地震の

復旧支援として

月に何度が被災地へ行きます

 

 

 

 

9月21日(土)

 

 

 

私の住む地域は

雨は降っておらず

今日1日曇りかなぁ~

といった空模様

 

 

 

今回は数日滞在するので

たくさんの荷物を積み込み

夫は早朝に自宅を出発

 

 

 

今回はこれまでより遠い場所まで

行くことになっていたので

天気を心配しつつ

まずは無事に到着できるようにと

送り出しました

 

 

 

 

ひきこもり主婦の私は

日中ほとんど

テレビなどは付けず

過ごすことが多いです

 

 

 

9時半頃に

母から電話があり

能登地域が大雨だと

 

 

テレビを付けてみると

 

 

 

線状降水帯が発生

 

 

顕著な大雨に関する情報

 

 

 

記録的短時間大雨情報

 

 

 

 

10時半頃に

夫から電話がかかるも

すぐに切れてしまう・・・

 

 

かけ直すが電話は繋がらず

LINEも既読にならず

 

 

 

時間的距離的にも

線状降水帯地域に

入っていると思われる

 

 

 

連絡がつかないことに

とても不安になりました

ネットで情報を得ると

雨はどんどん酷くなる

 

 

 

しばらくして夫から着信

電波状態がとても悪い

 

 

 

私は現在持つ情報を伝える

 

 

 

あまりもに雨が酷すぎので

車を停めている

現在地は

のと里山空港を過ぎた辺りで

山に囲まれているが

川はない様子なところで

自分以外にも数台の車が

停まって待機しているとのこと

 

 

 

 

そう言っている間に

 

 

大雨特別警報

 

 

が発表される

 

 

 

 

 

 

 

テレビでは

 

 

少しでも命が助かる可能性が

高い行動を取るように

 

 

と呼び掛けている

 

 

 

 

 

 

定点カメラなどでは

道路が冠水していたり

氾濫しそうな川の映像が

 

 

 

今年初めの地震の影響で

土砂崩れなどが起きること

すでに起きていることも

容易に想像できる

 

 

 

夫の通信状況がわからないが

現在の情報をLINEする

 

 

 

その後

奇跡的に通話が出来て

夫は

命が助かる行動として

先に進むことを止め

現状にとどまることを選択する

 

 

 

 

 

 

地震の被災地

そしてまさにこの時に

被災した地域に

助けを必要としている方がいる

 

 

 

 

 

行かねば!

 

 

 

自分の命も守らねば!

 

 

 

 

 

この二つの気持ちで

ものすごく葛藤したと言ってた

 

 

 

 

 

 

 

その後、警察車両が通り

この先の道路に

土砂が流れ込み

通行できないため

引き返すことを勧められたと

 

 

 

 

 

不謹慎だけれど

あの時

前に進まなくて良かったと

体の力が一瞬スッと抜けたと

 

 

 

 

 

引き返すことを選択したが

その後もずっと大雨が追いかけてきて

地震後で道路状況も悪く

視界も悪い中

どうか山よ崩れないでくれと

祈りながら走り続けたと

 

 

 

 

 

 

 

 

 

引き返すことを決断してから

約5時間後に無事に帰宅

 

 

ニュースなどの映像を見て

事の大きさを知った夫は

かなり動揺していました

 

 

災害に携わる仕事の重大さに

夫婦共々改めて気付かされました