本日はこれからWindows7でよく出そうなトラブル事例と対策を 投稿します。
Windows7だけのトラブルだと思われますが「デスクトップにあったショートカットアイコンが急に無くなってしまった」という事があります。ただ、全部消えてしまったというわけでは無く「フォルダやファイルのショートカットだけ」とか「マイコンピュータやIEのアイコンは無事」だったり中には「画面にあったアイコンの半分が消えてしまった」などです。
こちらはWindows7の機能である「コンピュータの保守」という機能が「このショートカットは破損している」と勘違いしているかららしいです。
この「破損ショートカット」と見なされてしまうケースですが
■:USBフラッシュメモリ内のデータの一部(またはフォルダ)を直接リンクしている
■:ネットワークでNAS(ネットワークハードディスク)を利用している
■:他のPCにあるデータ(またはフォルダ)のショートカットをデスクトップ上に貼り付けている
などで出そうです。
原因はUSBフラッシュメモリやネットワーク経由のデータなどが接続されていない場合にはダブルクリックしても開かないと思います。この状態をリアルタイムに監視していて結果的に「破損ショートカット」と見なすそうです。
現在(2011年4月11日)でもこの問題はでていますのでたぶん今後も直らないと思います。
下記はマイクロソフトのサポートページです参考にしてみてください
Windows 7 でデスクトップ ショートカットが消える
上記リンクにも解決方法が出ていますが、破損ショートカットが(同じターゲットディスクで)4個以上あると自動的に作動するそうです。
【解決方法】
これが一番良い解決方法とはいえませんが「コンピュータ保守」を無効にする方法があります。
①:コントロールパネル→(表示方法をカテゴリにしていないと出ません)システムとセキュリティ
②:「問題の発見と解決」を選択します
(クリックして拡大します)
②:画面左上の「設定と変更」を選択します
(クリックして拡大します)
③:「コンピュータ保守」項目が現在は有効になっていると思いますが無効にチェックします
(クリックして拡大します)
これでショートカットアイコンが消えなくなります
ただ、コンピュータ保守の機能が何を行っているかまで把握できていませんので大変便利に使えている機能もあるかもしれません。
とりあえず様子を見ていただき「おやっ?せっかく便利に使っている機能が働いていないぞ?」と思ったらまた有効に戻して他の対策を検討してください(同一ディスクからんぼショートカットを3個までにするなど)。
WindowsXPやVISTAからのパソコンお引っ越しの際にデスクトップ環境を丸ごとコピーされる場合にもお気をつけくださればと思います。