前半から攻めていた鹿島の体力が前半のラストがガクンと落ちた。


火曜日にシンガポールでACLを戦っているので、ある程度予想は出来ていた。

しかし、私にとってはその鹿島の消耗がかなり早いと感じていた。


後半は足が止まる。
猛攻を仕掛けられるそう感じた。

右のナオも、左のカボレもスピードは抜群。


しかし、鹿島同様に後半開始早々から、カボレの体力が一気に低下した。


前線へ走る元気もなく、ボールを受けても出し所を探していた。



カボレは限界にきてる。

左に入っていたものの、FWとして臨機応変に動き回っていたカボレを誰に返るのか。


決定力を考えれば祐介や相太か。

スピードを考えれば達也。

テクニックを考えれば大竹。


カボレに変わって達也投入。


しかしこうなると前線には赤嶺のみとなる。

ナオや達也、陽平らがどれだけ攻撃に厚みを加えられるか。


城福さんは続いてナオに変えて大竹を投入し、ボランチに梶山を下げ、前に羽生をあげるような形をとった。


大竹は中に入って仕事をするような選手ではないと感じる。


3枚目の交代カードは赤嶺に変えて平山の投入。


平山も中にいればいいのにサイドに開いてプレーをするときがある。

そうなると中は誰もいなくなる。



暑さで体力の消耗が激しかったのか、結果的に押し上げがたりなくなる。


ボールをもってもフォローがなくなり、挟まれてボールを失う。


鹿島の方が消耗は早かった。
でもそうなった時でも勝っている状況であれば、鹿島は勝ち方を知っている。

負けていた東京の方が、結果的に動かなければならず、瀬戸際に立たされた状況になった。


勝ち方を知っている
これが王者鹿島の強さの秘訣なのかもしれない。