子育て、おしゃれ、ダイエット、フルタイムの仕事、情報満載-200910232347000.jpg



(;_;)うれしいです…。


さっき、帰宅した娘から、「お母さん!遅くなってごめんね、やっと買えたよ!」ってDSとソフトのプレゼントが~☆


今年大学入学した娘は、奨学金を申請して、貸与の日本学生支援機構一種と、給付の森下財団を受けています。自宅通学なのでお弁当を持って行き、授業料、定期代、参考書や教科書、衣類、化粧品、携帯代…全て奨学金と塾講師のバイト代でまかなっています。


今年の7月から、地元の観光親善大使のオーディションに合格し、地元のイベントやPRに参加しています。これから冬にかけて横浜や東京、九州にも行く予定です。


この出演料をはじめ合格の賞金や賞品なども、ほとんどすべて家に入れてくれます。


昨年の秋以後、平成の大不況で夫の経営する会社の業績が過去最低に…。
夫も私も半年以上給料もなく、わずかな預金を切り崩す毎日を娘も知っているので、助けてくれているのがよくわかります。


前期第一志望の国立がダメで、東京と京都の私立は全て合格、当初は、東京に入学金を振り込んだので行くつもりにしていました。後期の公立大学に合格したので、家庭の事情を察してくれたのか、大学院で東京を目指すから~と、自宅通学に決めていました。


中学受験も大学受験も、塾も予備校も、学校生活もクラブも遊びも、いわばほぼ何でもかんでも、本人が私たちにアドバイスを求めてくること以外は、全部ことごとく、決めるのは「本人」です。


私と夫は『最大の理解者』で『最強の協力者』に徹して、後は六年間の国立の附属学校で心身を鍛えるだろうと、応援団にまわりました。


幼稚園、小学校からほとんどこの調子だったので、忘れもしない小学校四年の担任に「協調性がない!」と断定されました。昼休み友人の誘いを断り、教室や図書室で読書していたそうです。


私が「よほど本を読みたかったのだと思いますが…これが授業中でしたら注意しますが、休み時間だから自分のしたいように使っても良いと思います。」って言いましたら「仲間作りに差し障りがありますよ!、仲間外れにされてしまうこともありますよ!」と注意されました。


自分と同化しない他者を認めない、それを協調性がないと言い、挙げ句仲間外れだと?!
まったく~!何だこりゃ?!で、このときはっきりと志望校は附属学校にしようと決意しました。
附属は『みんな違ってみんな良い!』です。とにかく人を認めますし褒めます。妬んだり悪口言ったりせず、ちょっぴりこっぱずかしい位に仲良しです。


状況判断も意思決定も、未来思考も継続努力も、今思えば娘にまつわるすべての最初の第一歩は本人がつけたものです。


生徒さんの保護者の方に「先生、中学入試は親の入試って言いますが、本当ですね!?」と言われます。


「ん?!…、いえ、本人の入試ですし、できるだけ何でも自分でさせてくださいね」って返事します。


中学の入学式終わった途端急に何でも自分でできるようにはなりませんしね…。

さて、『完璧な娘』の自慢話はここまでにして…。


次回からは、ここにいたるまでの恐ろしく大変な葛藤の道のりをお話します。


ローマは一日にしてならず

来月から集団授業への復帰決まりました!