◆対印:中国、チベットの軍備強化 |  ヌーhiron

◆対印:中国、チベットの軍備強化

Record China 10月1日(土)
中国軍がチベットの軍備を強化、
インドは
「愚痴をこぼすだけだった」過去を反省
―インド紙


2011年9月28日、中国紙・環球時報(電子版)は、インドの英字紙ザ・タイムズ・オブ・インディアの報道を引用し、中国とインドの国境紛争について、中国がチベット自治区の軍備を増強していることを警戒したインドが対抗措置を取る意向を示したと報じた。


記事によると、インドのA.K.アントニー国防相は27日、今後2~3か月以内に中国と新たな枠組みを作り、国境問題の解決に努力したいと歩み寄りの姿勢を見せた。その上で、「平和と安定」を両国の実効支配線問題の基調とし、紛争はあくまでも「異なる認識」によるものとの見方も示した。


だが、その一方で、中国が「強い侵略性」をもって国境付近の軍備を増強しているのに対し、インドは今まであまりにもおそろかだったと認め、「今後は『愚痴をこぼす』だけでなく、具体的な措置を取っていく」と表明。実効支配線沿線の防衛を強化し、中国に「効果的な威嚇作用」を与えたいとの考えも示した、と記事はインドの二面性を強調した。


(翻訳・編集/NN) ・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・



中国がチベットを手放さないのは、地下資源や広大な土地もさることながら
インドを射程距離にできる軍事的・地理的条件も大きい。

そして、国境を接する国々との間に様々な問題を起こしている。


 ヌーhiron 多くのチベット難民が暮らすネパールは、

中国の強い圧力下にあり、
ネパール政府はチベット人を厳しく監視。
難民の選挙や文化公演を妨害をしたり
亡命してくるチベット人の

強制送還もしかねない状態。


チベット人と同じ民族が住むブータンでは
中国人民解放軍が毎年数kmずつ

ブータン内部に入り込み、
勝手に建設物を建てて既成事実を積みあげ、
既にブータンの18%以上を侵犯している。



ミャンマーダム開発では電力の9割を中国沿海部へ送る予定にしていたが
現大統領が「中国資本のダム建設中断する」と発表。中国の反発は必至。


中国政府は、チベットに源流のあるブラマプトラ川でも、流れを変える“我田引水”計画を立てている。
ブラマプトラはヒマラヤからインド、バングラデシュを経てベンガル湾にそそぐ大河。
実行されれば、インドやバングラデシュ、パキスタン、ネパールなど下流地域の国々には深刻な影響が及ぶ。


バングラデシュは、水量の激減により砂漠化の危険にさらされると危惧している。



まぁいろんなところで暗躍されてるようです。