東にも
「お伊勢様」と呼ばれる神社が
明治になっていくつか造られていますが
横浜にも関東のお伊勢様
「伊勢山皇大神宮 」がありました
本殿は
本家本元と同じく古代神殿のような質実な造りで
中は白幕がさがり
白の玉砂利が敷き詰められ
本殿脇横には
すみずみまで掃き清められた摂社が並び
境内の緑は
どこもいきいきしています
ところで
東京のお伊勢様「東京大神宮」(飯田橋)は
有名人カップルが挙式したとのことで
縁結びの神様なのですが
ここは若い女性の姿はあまりいませんでした
『関東のお伊勢さま』と親しまれる当宮は、明治初年に国費を以て創建された神社であり、神奈川県の宗社、横浜の総鎮守とされています。かつては、久良岐郡戸部村の丘陵に鎮座されていましたが、神社名、創建年代共に不明です。
明治維新後、神仏分離、国家神道の時代を迎え、当地横浜が国の貿易の要として開港されるに及び、人々の心を1つにし、外国との国柄の違いを胸に刻み、国家の鎮護を祈る事を目的に、明治3年4月14日、時の神奈川県副知事井関盛艮氏が太政官に対し建白書を送り、『伊勢山に皇祖の御社を勧請あれば、高麗の宮殿を創立し、国家の鎮護を祈り、人民をして、崇敬胆仰せしめん』との布告を戴き、社殿を始め、境内の整備が開始されました。翌年4月15日、社殿並びに境内施設が竣工し、正遷宮が執り行われ、横浜の町を挙げての初めてのお祭りは壮大華美を極めた様子でした。また、この時、地名も野毛山から伊勢山へと変えられました(HPより)