それでも生きていて | 『幸せの種』           

『幸せの種』           

このブログは「続・幸せの処方箋」です。
  ~幸せの処方箋でみんなからもらった「幸せの種」を蒔き、大きな花を咲かせて実った果実を大好きなみんなにお返しできますように~

私が以前勤めていた病院に
サイバーナイフセンターがオープンすると元同僚が教えてくれました。

脳への放射線は健康な部分までダメージがあったり
リスクが高いけど
サイバーナイフは、より安全で効果的な治療らしいのです。



母は「一度はこのまま治療を止めて」と考えていたけど
やっぱり「生きていたい!と思った」と言いました。

昨年結婚した姉が、高齢のため、不妊治療を始めます。
私も二人目の治療を考えています。

母はそんな娘たちの未来に
少しでも役に立ちたいと思ったそうです。
こんな体でも、私でできること・・・
母として、母になる娘に教えられることがまだあると。

そして、ギャングの運動会、お遊戯会
成長していく姿を見ていたいと
強く思ったそうです。




大事なのは、どれだけ生きていたいと思う気持ちが強いか
どう生きたいと思うか。

母が、まだまだ生きていたい!
そう思うのならば
オペ、化学療法、放射線に続き
第4の治療と言われている、NK細胞療法に望みをつなぎたいと思います。


一度、名古屋の病院を受診しないといけないけど
家族でもいいそなので
姉が来週、名古屋へ行くことになりました。



まだ、可能性があるうちは。
まだ治療があるうちは。
本人の気持ちが、気力があるうちに出来るだけのことをさせてあげたい。







お母さん、生きていて。
わたし、頑張るから。


祖母が100歳を目前に亡くなった時
母は「かぁちゃん、だたそこに居てくれるだけでいい」と思ったそうです。
天命を全うした祖母。
それでも、子は母を失いたくない、当然の気持ち。

残される側は、やっぱり
どんな状態でもいいから、生きて、そこに居て欲しい。


こうなる前から言っていた
「延命はしないでね」という母の言葉。

いつか、ちゃんと、決断をしなくてはいけない時がくることは分かっている。




でも、






それでも、生きていて欲しい。