めぐる

咲いた…また…
ただ季節が巡る…

みっともないけど
生きていく事がホントにしんどい…
出来事を受け止め、考えて対処してもなかなかうまい具合に収まらない。

夢ね…想い描ければ少しは背筋が伸びるんだろうか。

この春 姪が巣立って行った。

若い人と暮らすのは 意外とエネルギーを消費する。
子育て中の頃みたいな体力や気力は少しも残っていないし、そもそもパワーに雲泥の差がある。
パワーどころか図太さもなかなかのもので、ちょっと何か言ったりすればいつの間にか立場が逆転したりする。
平和に暮らすには なるべく家に居ないか余分な言葉を発しないかのどちらかしかない。
「甘やかしてくれてありがとう」恥じらいながらハグをして、一駅離れたアパートに引っ越して行った。
やっと終わった…

自立し当たり前に生きていく…
ただそれだけ。

さて、どう生きていくか…

あぁ 冬が近づいてきたなぁ…

大好きなあの山に登る時 必ず泊まるペンションから 1週間置きに周辺の情報が届く。なるべく平日にお越し下さいと。
特別な場所と思っているのは どうやら私だけではなさそうだ。

今年2月から6月迄殆ど休みなく仕事をした。
我慢しながら…ごまかしながら…

突然涙が止まらなくなったり 食事も喉を通らなくなった。
上司は「無駄な責任感」と笑った。
世の中じゃブラック企業がなんちゃらなどと騒ぐけれど、そうじゃない企業で働ける人がどれだけいるのだろう。

1カ月間の静養中に 辿り着いた場所が白駒の池から登る高見石。
同時期 親友も鬱になりかけて仕事を辞めていた。
ボワ〜ンとしたおばちゃん2人が少し正気に戻れた夏の1週間。私達にとっては特別な場所になった。

10月は天候に恵まれず 灰色の空に流れる白い雲を眺めるだけだったが、今回はバッチリ。峠の道路は4月迄通行止になった。

暫くは 近場の山で体力維持しながら春を待つ。で、これから先どぉする？ 最近のテーマだが未だ答えが出ない。