17日は、以下の試合を観戦。
日時:2018年3月17日1330JST kick off
大会名:第4回なでしこFutureカップ1回戦
対戦カード:FC十文字VENTUS
対東海大学女子サッカー部
会場:十文字学園女子大学グラウンド
試合結果:前半0-0
後半2-0
合計2-0
得点者:47分(VENTUS)小島
58分(VENTUS)堰
シュート数:8本対7本(手元集計)
枠内:6本対2本(手元集計)
1.得点場面
(1)VENTUSの1点目
左サイドを突破した小島がPA左角に運ぶ
→小島のシュート
→ゴール右に決まる
(2)VENTUSの2点目
源間の右CK
→PA左でFPのクリア
→PA中央で堰がこぼれをダイレクトで
シュート
→ゴール左に決まる
2.メンバー(括弧内は新学年と前所属)
(1)VENTUS
1 高橋純佳(日女体大)
6 堰愛季(エルフェン)
9 中原さやか(十文字高)
10源間葉月(十文字高)
14永島瑠莉(つくばFC)
→74分25杉原遥波(エルフェン)
15河合英恵(作陽)
17嶋中美帆(メニーナ)
22川越あきら(尚美)
24中村ひかる(Martin Methadist College)
26小島ひかる(ルクレ)
29井上夢翔(エルフェン)
→74分27矢ヶ部萌(作陽)
(2)東海大
1 森田奏(4年、藤沢清流)
18小林菜々子(4年、―)
→60分29本間優香(3年、北しょう
19鷲巣世奈(4年、東海大翔洋)
→HT4 新島汐海(3年、湘南台)
25西脇結(3年、東海大熊本星翔)
26内みずき(4年、川崎市立商)
30幸嶋里佳(2年、藤沢清流)
32伊藤優海(4年、日本航空)
35井上理子(2年、大商)
36平野冴佳(3年、相模女子大高)
38阿部菜々子(3年、湘南学院)
→HT14伊藤由葉(4年、東海大諏訪)
44樋口七星(2年、仙台育英)
3.布陣
(1)VENTUS:4-4-2
中原 永島
(74分杉原)
小島 堰
(74分矢ヶ部)
源間 中村
井上 川越 河合 嶋中
(74分堰)
高橋
(2)東海大:4-4-2
幸嶋 小林
(60分本間)
西脇 平野
(HT伊藤由)
阿部 樋口
(HT西脇)
鷲巣 井上 伊藤優 内
(HT内) (HT新島)
森田
4.試合展開
(1)前半
5分(VENTUS)、PA前左から源間がシュー
トを放つが、ゴール上に外れる。
7分(東海大)、阿部の左CKから、PA中央
で伊藤優がヘディングシュートを放つが、
ゴール右に外れる。
14分(VENTUS)、PA前中央からのパスを
左クロスゾーンで受けた小島が、PA左に運び
クロスを送り、PA中央で永島がシュートを
放つが、クロスバーに当たる。
15分(東海大)、PA前中央でFPからボール
を奪った幸嶋が、PA左角に運びシュートを
放つが、河合にブロックされる。
22分(VENTUS)、PA左角から中原がシュ
ートを放つが、GKの正面に飛ぶ。
33分(VENTUS)、ミドル・サード中央から
の源間のパスを、PA前左で受けた中原が、PA
中央に運びフリーでシュートを放つが、GKに
セーブされる。
33分(VENTUS)、PA前右から中原がシュ
ートを放つが、GKの正面に飛ぶ。
35分(東海大)、PA前中央から幸嶋がPA
左角に運び、PA右の平野にパスを出す。平野
はシュートを放つが、GKの正面に飛ぶ。
(2)後半
47分(VENTUS)⚽【1.参照】
55分(東海大)、PA前中央から樋口がシュ
ートを放つが、GKにセーブされる。
56分(東海大)、西脇の左CKから、PA中央
で伊藤優がヘディングシュートを放つが、
味方に当たる。
58分(VENTUS)⚽【1.参照】
66分(東海大)、PA前右から幸嶋がPA前
中央の樋口にパスを出し、樋口が右クロス
ゾーンに走り込んだ幸嶋にパスを出す。幸嶋
はシュートを放つが、ゴールのわずか左に
外れる。
69分(VENTUS)、ミドル・サード中央か
らの源間のパスを、PA前右で受けた矢ヶ部が
シュートを放つが、GKの正面に飛ぶ。
80分+1(東海大)、ミドル・サード右から
伊藤優がPA前右に運び、PA前中央の幸嶋に
パスを出す。幸嶋はPA前左の伊藤由にパスを
出し、伊藤由がシュートを放つが、ゴールの
わずか上に外れる。
5.VENTUSの勝因
①源間―中原のホットラインが機能したこと。
②東海大の足が後半から止まり、ブロック守
備が機能しなくなったこと。
6.MIP
①選手名
源間葉月
②選出理由
ボランチでプレー。身体の強さなどを生か
し、中盤でボールをキープ。ピンポイントの
パスでチャンスを作った。特に高校時代の
同僚、中原とのホットラインは強力であった。
7.その他の印象に残った選手
(1)VENTUS
①中原さやか
トップでプレー。チーム最多の3本のシュ
ートを放ち、チャンスに絡んだ。特に源間と
のホットラインは強力だった。
②小島ひかる
左ワイドでプレー。左サイドの突破から
先制点を奪った。
③嶋中美帆(メニーナ)
右SBでプレー。守備では1対1の強さを示す
とともに、攻撃では正確なパスを供給した。
(2)東海大
①樋口七星(2年、仙台生江)
ボランチでプレー。源間への対応には苦労
たものの、中盤で豊富な運動量を示し、攻守
両面で機能。決定的なシュートを放ったり、
66分の幸嶋の惜しいシュートを演出した。
また、伊藤優海が攻撃参加してできたスペー
スをしっかりケアした。
②幸嶋里佳(2年、藤沢清流)
トップでプレー。高さとスピードを生かし
チーム最多の4本のシュートチャンスに絡ん
だ。
③伊藤優海(4年、日本航空)
長身を生かし、セットプレーからヘディン
グシュートを放つとともに、得意の攻撃参加
から後半ATの決定機の起点になった。