自動車保険では、大きく分けて2つに分類されます。
1つは、相手に対する、対人賠償や対物賠償というもの。
よく、対人無制限とか、対物無制限という言葉を耳にすることが多いと思います。
(無制限が一般的です。)
対人は、相手の方のお怪我のや、事故によりお亡くなりになってしまった場合や、後遺障害が残ってしまった場合の補償です。
対物は、相手の方のぶつかった財産(車や家・店舗)の損害の補償です。
もう1つは、自分に対する内容です。
事故に遭った時の、ご自身や一緒に乗っている人の怪我の補償。
高い方がご安心ではありますが、生命保険と合わせて考えられる方が宜しいかと思います。
そして、ご自身の車の損害の保険です。(車両保険)
車両保険は、車の価値に応じて設定されますので、例えば、軽自動車に1000万とかは設定できません。
今回の東日本大震災によって、よくご質問を頂くようになったこととして、
「車両保険に入っているけど、どうなるの?」
とお問い合わせを頂きますが、通常は、地震による車の損害や、車自体が津波に流されてしまった場合は、車両保険は支払われません。
特約、いわゆるオプションの指定になっていましたが、現在は、全社が引き受けを見合わせているという状態です。
火災保険では、火事だけでなく、台風や雪の被害も保険金を請求できる場合があるので、内容を確認してみてください。
例えば、今年1月の大雪で、雨といが壊れたというお客様から連絡がありました。
被害総額は、約400,000円。
年間お支払保険料は、35,000円。
お客様には、とても喜んで頂きました。
火災保険は、自動車保険と違って等級がありません。
事故が起き、保険を使ったからといって、翌年お支払保険料が上がる、なんてことはありません。
是非、有効に使ってくださいね。