※本ブログでは、アニメの一部始終の展開を箇条書き風にまとめてツッコむ方式をとっています。
ネタバレが嫌いな方はネットの海へお戻りください。
「ラブフォーエヴァー act.1~小夜花~」
発売:2008年
制作:ブロードウェイ?
原作:LiLiM(Bunny Pro)のエロゲ
何となくキャラの色味があらいずみアニメ臭いと思ったら、
なんとイージーフィルムのスタッフによる作品らしい。
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のっけから、
なんか化け物がヒロインらしき女の子をレイプしている。
化け物「お前は負けたんだ、大人しく見物していろ」
主人公マサト「負けた…?ヤメロ~」
ヒロイン小夜花「マサトさん、ごめんなさい…」
…イヤッホオウいきなりなんだこの展開はぁ?
↓
マサト病院で目覚める。
何故か恋人であった小夜花の記憶だけ失っていた。
小夜花は舌を噛んで死んでおり、
主人公の部屋で一緒に倒れていたらしい。
ところで入院するほどの怪我をしたという割に
包帯の一つもないのなマサトよ。
↓
小夜花の墓に参るマサト。
友人のボクっ娘・綾奈から、
時を同じくしてこれまた友人(男ね)・右京が
失踪していることを聞かされる。
ちなみにマサトの恰好は
学ランに長い木刀を背負って、指抜きグローブ。
どこの少年漫画だ…
友人たちの急な変化に戸惑い、泣いて走り去る綾奈。
入れ替わっていきなり現れる小夜花の専属執事・ロイ。
専属執事て。お嬢様だったのね。
マサト「あんたは!?」
いきなり木刀抜こうとするなマサトよ。怖いぞ。
ロイ「友達(走ってった綾奈)はいいんですか?」
マサト「あ?ああ」
いいのかマサトよ。まあいいか。
ところで右京や他の友人の事は覚えている癖に
ロイのことは忘れてるのか?
小夜花のことだけ忘れてるならともかく妙な記憶喪失だな…
↓
日変わって教室。
彼女が死んだのに平然としている
マサトに陰口をたたく女子。
まあ確かに「彼女の記憶だけなくなりました」なんて
言いたくないし、言っても信じて貰えないよね。
うんざりして外に出ようとするマサト、
ロリ教師とぶつかる。
綾奈「あ、牧先生」
マサト「牧ちゃん大丈夫か?」
マキちゃん!?
牧「あ、マサトちゃん」
マサトちゃん!?
そのまま堂々と授業フケるマサト。
なめられてるぞマキちゃん…。
牧「も~どうなってるのよ~」
巨大化してるあんたこそどうなってんだよ。
俺でもわかるパースの狂い。
↓
夕方の河川敷、たそがれるマサトの横に
小夜花の幻影がニコリ。
マサト「君が小夜花なのか!?
教えてくれ!あの日何があったのか!」
小夜花「ごめんなさいマサトさん…」しゅん
泣きやがったぞ
幻影じゃなくて亡霊だこれ。
なんで最初笑顔で出てきたんだ?w
そこに抜き身の刀を
チラつかせて右京登場。
また唐突な展開するよ、この白ランにロン毛の…
…こいつもいいデザインしてやがるなおいww
マサト「てめーそんな物騒なもん持ち歩きやがって!」
マサトマサト、自分の背中見てみ?
右京「小夜花のことは思い出せたのかい?
親友のよしみだ、手伝ってあげるよ!!」
斬りかかってくる右京。ええ!?
右京「あの時の続きをしようと言っているんだ!」
あの時って冒頭のこと?
じゃあこいつが黒幕か。
変なオーラを出しつつイケメンを歪ませて
右京「さよならマサト!」絶体絶命!!
↓
唐突に天使の女の子登場。
…は?
天使「早く剣を取って!!」
木刀だよwwって、いくらなんでも揚げ足取りか。
右京「そうか…
天はマサトに着いたか」
厨二臭ktkr。
右京「逃げはしないさ、待ってるよ、芹川研究所でね」
視聴者には初耳の単語なんですが
それは一体どこの何なんでしょうか。
↓
何故か橋の下のボロ小屋に移動するマサトと天使・ミルフィー。
ミルフィーはマサトに、
悪魔と戦う力を授けるためにやってきたという。
そう、右京は高レベルの悪魔にとり憑かれているのだ。
なんだ悪魔か、
そりゃー悪魔に
天が味方するわけねーわなーあははー。
じゃあ冒頭のレイプ魔(文字通りw)は右京自身なの?
対抗する力を得るための儀式は
もちろんミルフィーとのわいせつ行為。
↓
芹川研究所に潜入。右京の父の研究所らしい。
つまり芹川右京ってことね。
だから苗字なんて出てこなかったからわかりづれぇってw
その親父さん、殺されて培養槽に浮かべられている。Oh…
驚いた瞬間、右京の奇襲。
ミルフィーの羽根を片方切り取る!
その時都合のいいことにマサトの記憶が戻る。
…タイミング的には脈絡全然ないんだけど。
レイプ魔はやはり右京自身だった。
回想シーンのマサトが上半身裸なことからして、
小夜花との初夜に及ぼうとした時に右京が寝取った
ようだ。
どうでもいいけど。
↓
右京「感動の再会と行こうか!」
なんと研究所のクローン技術で
再生した小夜花登場。
右京「まだ『心』は
入れてないからね…」
心ときましたかwwwww
小夜花を再生させるために
コキ使われて殺された親父、アワレ。
右京「この世は力がすべてだ。
僕は絶対的な悪の力を(中略)
小夜花は手に入った。
あとは君を殺すだけなんだよ!」
冒頭で殺しとけよアホが。
木刀と真剣だけど鍔迫り合いする2人!
右京「君も力を手に入れたようだね!
神と悪魔、どちらの力が強いか、試してみようか!!」
神の力も悪魔の力も単純な腕力ってのは斬新だな…
↓
右京「流石にやるねマサトォ!」
マサト「チッ、てめえもな!」
なに爽やかに返してんだマサトよ。
その時、クローン小夜花がマサトの名を呼ぶ。
驚いた右京の腹にマサトの木刀が刺さった。
右京「心を入れていない小夜花が、何故涙を…!」
マサト「まだわかんないのかYO。
力で抑えつけても、人の心は
変えられないってことがYO」
やだかっこいい…
何突然ラッパーに目覚めちゃってんのマサトよ。
つーか違うぞマサトよ、
その小夜花はクローンであって…
ああそうだねヤボだね!
愛の力でホンモノの小夜花の魂が宿ったんだよね!
だからマサトのこと知ってんだもんね!
綺麗な右京「そうかもしれないな…。
マサト…ごめんね」
浄化されていらっしゃる…
ちゃんと神の力使ってたんだな…
↓
綺麗な右京「マサト、小夜花をウボァ!!!!」
突然胸を貫かれる右京ォーーーーーーッ!!
ロイ「フーゥ。これで今回の計画も終わりですか」
ロイ…だと…!?
ミルフィ「いえ違うわ!こいつは地獄の王・アスタロト!!」
なるほど、
マサトがロイのことを知らないのは伏線だったのね。
憤るマサトだが、その時研究所が震撼する。
アスタロト「計画が失敗したので、全部デリートしようと思いましてね、ええ、
研究所の自爆スイッチを入れました」
自爆スイッチキターーーーーーーーーwwwwwww
ありえねーーーーーーーーーーーwwwwwww
…でもこんなクローン技術が完成するような大研究所だし、
実はかなりすごい場所なのか?
ところで計画ってなんなの?
クローン技術なら完成したじゃん。
完成したから右京はお父さん殺したんでしょ?
なのにお父さんじゃなく右京が死んだら計画失敗なの?
どういうことなの?
↓
アスタロト「自爆までの時間でよければ相手になってやろう」
真の姿を見せんとするアスタロト。
しかしその変身途中でミルフィがアスタロトに飛び付く。
そのまま諸共に消滅しようというのだ。
ミルフィ「マサトさん…さようなら!」
アスタロト「ヤ、ヤメロ…HA☆NA☆SE~!!」
え…そんな決着ですかぁ!?
↓
マサトの部屋。マサトだけ素っ裸。
そう、最後の締めはエロシーンということですね。
ていうか冒頭もそうだけど、
マサトはどうしても自分で脱がせたいのな。
で、朝。
小夜花「マサトさん、あなたの思い、受け取りました」
やっとしゃべりやがった…
マサト「じゃ、じゃあ小夜花、俺のこと…」
俺のこと…何?
述語を言えよ。
↓
数年後?綾奈の元に暑中見舞いと称して
2人の結婚式の写真が送られてきてハッピーエンドっぽく。
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最後に普通の感想。
まず、
ミルフィーの方がヒロインっぽい。
パケ裏的に触手強姦NTRかと思ったのに、
エロ抜けば割と少年漫画臭い展開だったかなあ。
だいたい、
全国格闘技選手権で優勝したマサトが
小夜花に告白してお互い初めての恋人で
戸惑ったりしてバカップルだったっていう
プロローグが本編中全く語られないのが痛すぎる。
多分箱の方に書いてあるんだろうが…
そんなとこで補完させられても感情移入できない。
すると原作ファン向けなのか?
ここまで適当なスピード展開じゃなあ。
まあそこら融通利いたら夢みたいな話なんだろうし、スタッフ可哀想に。
絵のクオリティは好みかつ悪くないだけに残念。
あ、ちなみに続巻はないよ。