大会レポート:6/22 すまいるキングほら貝店 | ヴァンガ道路

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株式会社ブシロード様より発売中のトレーディングカードゲーム「CARDFIGHT!! ヴァンガード」について綴るブログ。

今日は大会に参加してきました。
開催店舗のすまいるキングは、EQVO(エクボ)という大型スーパーの2階にあり、同じフロアに本の王国もあるので、私はここでカード以外の買い物も頻繁にしております。

新弾の「宵闇の鎮魂歌」「女神の円舞曲」が発売して間もないことから、新しいデッキを試したり、あるいは必要なカードを買い揃えるために人が多く集まるかと思いきや、参加者は私を含めて7名。ここでの大会には何度か参加しているのですが、いつもとあまり変わらない人数でした。


・1回戦 不戦勝

参加者数が奇数のため、私は1回戦が不戦勝になり、その間は時間潰しも兼ねて観戦していました。

1回戦のマッチングは黒魔女vsコーラル(この組み合わせは終わってから知った)、レギオン入り「Duo」vs《フォルトナ》軸ジェネシス、ライザーの同系戦。
1・2組目の結果はそれぞれコーラル、Duoの勝利でした。

特に注目したのは2組目。《ヴィクトリア》のレギオンスキルで《可憐な星 ピース》が次々と集まり、大量に増えた手札で《フォルトナ》の運命力を物ともせずに終始圧倒していました。

2回戦の組み合わせが発表されたところで、私が使用することに決めたデッキは《魅惑の瞳 リィト》軸Duo。


■8:グレード3
4:Duo 魅惑の瞳 リィト
4:Duo 理想の妹 メーア

■10:グレード2
4:Duo 小さな秘密 ローヌ
4:Duo 海馬騎手 シルダリヤ
2:Duo 素敵なおもちゃ箱 メナム

■15:グレード1
4:Duo 安らぎの紅茶 パラナ
4:Duo 獣耳同盟 ルールー
4:Duo 可憐な星 ピース
3:PRISM-Duo アリア

■17:グレード0
1:Duo 親愛の歌声 ダーリング
4:Duo グランパスターン シャノン(☆)
4:Duo 気高き冠 マデイラ(☆)
4:Duo 灯火のメロディ チグリス(引)
4:Duo トロピカルヒーラー メジェルダ(治)


本当はレギオンを使いたいのですけれど、私が現在使用している3つのクラン(バミューダ△、アクアフォース、グランブルー)で該当するのは雑誌付録の《ヴィクトリア》&《クアンシー》のみ。
どうにも私はプロモカードをデッキに入れることに抵抗があり、かといって他のクランに手を広げる気にもなれなかったので、まだまだ調整中のこのデッキを実践していくことにしました。


・2回戦 コーラル

相手が連携ライドに失敗したのに対し、こちらは《ローヌ》にライドして、ドロートリガーを引きつつアタックをヒットさせる順調な展開。
手札がトリガーだらけでリアガード用のユニットが不足していたものの、ここで前列も後列も任せられる《パラナ》をバウンス&2枚目をサーチできたのが大きく、先に盤面が完成しました。

しかし、相手がグレード2から3にライドする時点で4ダメージまで追い込んだものの、《シャングリラスター コーラル》のリミットブレイクでクロスライドを達成されてしまい、以降は毎ターンの発動で中々ガードを突き破れない。
とはいえ、コスト用に「コーラル」を温存しているせいか相手の盤面が完成せず、さらにその状況で3点止めを仕掛けてきているので、こちらもダメージ・手札ともに余裕あり。

決定打が欲しかったので適当に4ダメージ目を受けて《リィト》のリミットブレイクを発動させるものの、とどめには至らず。
序盤に《ローヌ》と《ピース》でカウンターブラストを消費していたため2度目のリミットブレイクはできず、もはや攻めきることは諦めて山札切れを狙うことに。
相手の山札はこの時点でかなり薄くなっており、未だに盤面も完成していなかったため、その後は危なげなく守り切ってデッキアウト勝ち。

-○


・2回戦 ライザー

相手がグレード2までの時点でヴァンガードにブーストをつけていなかったので、後々《ネコ執事》に苦しめられないようトリガーユニットで防いでおく。
相手のデッキにはパワー7000以上のグレード1があまり入っていないのか、リアガードの列も火力が不足気味で、序盤は一方的にこちらがダメージを与えていました。

トリガーの引きも良く、相手が《アルティメットライザー・MF》にライドした時点でダメージは自分1相手4。しかも相手のドロップゾーンはまだ3枚だったため、FVの《進化転生 ミライオー》を上書きで退却させてシークメイトという形になり、相手に余裕は無さそうだ。

ヴァンガードと能力でスタンドした《アルティメットライザー・DF》の攻撃でこちらも4ダメージに追い込まれるが、《リィト》のリミットブレイクを発動させてこのターンでの決着を狙う。
ところが《リィト》の攻撃は《シールドライザー》に阻まれ、2度目の攻撃もあっさり食い止められる。トリガー効果を付けたリアガードの攻撃でも5ダメージを与えるに止まり、一転して窮地に。
まだ相手の場には《ネコ執事》がいないが、もし出されたら…。

案の定、現れる《ネコ執事》。
だが《ネコ執事》がいる列で攻撃してきたのがヴァンガードだったため、ダメージトリガーに賭けてスルー。
恐る恐る山札をめくると、何とドロートリガー!
このおかげで余裕を持って相手ヴァンガードの2回攻撃を受け止められるようになり、残るもう1列のリアガードにもどうにか対処して生き延びる。

来ないと思っていたターンが回ってきたものの、状況は悪い。
先程の4回に渡るドライブチェックでトリガーを2枚引かれており、厄介なことに片方はヒール。
ダメージは5対4で逆転された上に、リアガードの攻撃で15000要求を取られた際に前列要員をガードに使わざるを得ず、もはや《リィト》にすべてを賭けるしかない。

《リィト》の攻撃はノーガード。相手もギリギリの手札なんだろう。
ゆっくりと山札に指を向かわせ、慎重にカードをめくる。

表に返すと、そこにあったのは、黒い服に身を包んだピンク髪の少女が、シャチと共に飛沫を上げ優雅にジャンプする姿だった。彼女の名は《Duo グランパスターン シャノン》、つまりクリティカルトリガー!

そしてもう一度、同じ光景が目に映る。セカンドチェック、《グランパスターン シャノン》。

相手の6ダメージ目はヒールトリガーだった。しかし、それは2枚目のダメージチェックで現れたもの。

-○


2回勝っただけですが、一応優勝です。どう考えても運が良いだけですけどね。
それはともかく、だんだん文章がおかしくなってて、読み返したら恥ずかしくなりました//
「せっかく大会に出たんだから」ということで、参加することの楽しさが伝わるようにしたかったのですが、無駄にテンション上げすぎた…。

今回使ったデッキに関しては、(負けてないのに言うのも変かもしれませんが)まだまだ完成度が微妙だと思いました。

とにかく決定力が足りない。
決め手となる《リィト》のリミットブレイクは、他のユニットとカウンターブラストが被ったり、捨てる手札の安定した確保が難しいことから、2回の発動は絶望的です。
なので、なんとか1回だけでも発動させ、そこで決着を付けなければならないのですが、《メーア》からのブレイクライドなしではパワーが足りず、大した威力を発揮できません。

カウンターブラストの競合は基本的に《ピース》を《リィト》でバウンスすることによって起こるため、被バウンス時誘発の《純白の結晶 リッカ》との同時運用は難しいです。
パワーの強化についても、《メーア》からのブレイクライドは見かけの相性こそ良いものの、カウンターブラストの重さが問題となり、ブレイクライドスキルをフル活用できない場面が目立ちます。実際、今日の試合ではコスト面でブレイクライドする余裕がありませんでした。

今のデッキにはカウンターブラストを使うユニットが多く入っているので、コストの競合が起きないように採用を厳選する必要があると感じました。
来週も大会があるので、それまでに考えておかなければ…。