デッキ紹介:宝石騎士 | ヴァンガ道路

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株式会社ブシロード様より発売中のトレーディングカードゲーム「CARDFIGHT!! ヴァンガード」について綴るブログ。

いつの間にか女性が地位を向上していたロイヤルパラディン。
強さと美しさを兼ね備える「宝石騎士」に、ロイヤルパラディンが保ち続けてきた功績を守っていく実力があることを期待したいものです。

全体的にレアリティが高いのでまだカードを集めきれていませんが、プロキシではこのようなレシピにしています。


■8:グレード3
4:導きの宝石騎士 サロメ
4:純真の宝石騎士 アシュレイ

■10:グレード2
2:沈黙の騎士 ギャラティン
4:友愛の宝石騎士 トレーシー
4:教条の宝石騎士 シビル

■14:グレード1
2:小さな賢者 マロン
4:宝石騎士 ぷりずみー
4:必中の宝石騎士 シェリー
4:閃光の宝石騎士 イゾルデ

■18:グレード0
2:大望の宝石騎士 ティファニー(FV)
4:炎玉の宝石騎士 ラシェル(☆)
4:幸運の運び手 エポナ(☆)
4:アラバスター・オウル(☆)
4:熱意の宝石騎士 ポリー(治)



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『騎士王凱旋』に収録されている「宝石騎士」をすべて4枚積みしても50枚にならないため、足りない部分は無難に《ギャラティン》と《マロン》で埋めました。

「宝石騎士」の特徴は何と言っても、ロイヤルパラディンの安定感をそのままに、致命的な一撃を繰り出せることでしょう。
《アシュレイ》から《サロメ》にブレイクライドすれば、パワー22000/クリティカル3。ガードされなければ勝利はほぼ確実です。
もちろん、どれだけパワーとクリティカルを増やしても完全ガードであっさり防がれてしまいます。しかしながら、「宝石騎士」は展開力にも優れているため、クリティカルが増えた攻撃が全てではありません。アドバンテージの積み重ねが、確実に相手を追い詰めていくのです。


■カード解説

《導きの宝石騎士 サロメ》

《マジェスティ・ロードブラスター》と《騎士王 アルフレッド》を組み合わせたようなデザイン。
2つの制限カードが合わさっているとあれば、その強さは疑うまでもありません。

ただし、クリティカルが増えてもパワーは今ひとつのため、完全ガード無しでも容易に防がれてしまうのが難点。
エスペシャルカウンターブラストも必ず使えるとは限らないので、リミットブレイクを早めるためにダメージを受けまくるのはオススメできません。
手札1枚でガードできるなら迷わず防ぎ、相手にダメージ差をつけられないようにするのが堅実です。


《純真の宝石騎士 アシュレイ》

ブレイクライドでパワー+10000とクリティカル+1。
《サロメ》を乗せれば《ブレイドウイング・レジー》が出来上がるとも、《マジェスティ》から受け継がれなかったパワー+10000を得られるとも言えます。

とどめの一撃になり得る能力ですが、完全ガードで防がれればそれまで。
グレード3にライドする時に《サロメ》を引けていれば、そちらのカウンターブラストで一早くリアガードを揃えた方がダメージを稼ぎやすく、はっきり言ってブレイクライドが活きる場面は少ないです。

このカードはロイヤルパラディンで実質初めての11000ユニット(《神速の騎士 ガラハッド》は条件が厳しい)で、ブレイクライド能力よりもむしろそこが優秀。
予備のヴァンガードとしても主力のリアガードとしても、11000という数字は頼もしいです。


■グレード構成

グレード1~3の「宝石騎士」をすべて4枚積みすると、グレード1が12枚、グレード2が8枚、グレード3は8枚。
一般的な構成にするならグレード1はあと3枚、グレード2は2枚足りません。

「宝石騎士」の多くは、その名を持つリアガードが4枚いなければ能力を使えないため、「宝石騎士」でないユニットを出せるのは1枚だけ。
グレード2ならインターセプトで退かせますが、グレード1はそうもいかないので複数引くと無駄になりがちです。

そこで、グレード1に加える《マロン》の枚数を2枚に抑え、かわりにグレード0の《ティファニー》を増量してみました。
《ティファニー》はグレード0ながら強力な能力を持ち、ファーストヴァンガードの1枚だけでは足りないと感じていたため、悪くない選択だと思っています。
山札にあれば《サロメ》でも《シビル》でも呼べるので、追加するのが1枚だけでも機能してくれますしね。



■トリガー配分


クリティカル12、ヒール4。

「宝石騎士」で統一するとクリティカルとスタンドが共存してしまい、プレイングに支障が出てしまいます(相手のダメージが4の時にスタンド狙いで攻撃したら、その後のドライブチェックで引いたのがクリティカルで効果が無駄になる、など)。

ドロートリガーはかなり迷ったのですが、「宝石騎士」は能力だけでリアガードを揃えることができるため、ドローの恩恵が薄く、シールド値5000がデメリットとして目立ったので不採用に。



■まとめ


安定感のあるロイヤルパラディンというだけあって、「宝石騎士」は思い通りに戦いやすいデッキを作ることができます。

ただ、「宝石騎士」で統一できないのは結構な問題です。エスペシャルコストと「宝石騎士」のリアガード4体を用意できなければ、真の実力を発揮できないのですから。

アニメの主要キャラが使うカード群なので、これから種類が増えるのは間違いないでしょうが、最初から十分な数を出してくれればいいのにと思ってしまいます(^^;