また物騒な事を言い出した、わかめです。

最近のドラマのタイトルに『さくら』が付いてる物が多いなぁ…

と思っていたら

昔、読んだ
梶井基次郎さんの小説を思い出したんだよ。「檸檬」で有名ですよね。書店の上に檸檬を置く。そんな奇想天外な作品に惹かれて彼の作品を全て読んだな。
残念な事に31歳で無くなっているから、遺された作品も少ないんだけど、どれも素晴らしいですよ。
【桜の樹の下には】
「桜の樹の下には屍体が埋まっている!
これは信じていいことなんだよ。」
という言葉とともに始まります。
文庫本でたった4ページの短編なんだけど私は、この作品を読んでから『この桜の下には人が埋められているんだ。だからこんなに綺麗なんだ』と思ってしまう。
この作品は、桜の美しさに疑問を抱き不安を抱いた「俺」が
たんたんと書き綴る言葉なので、短編というか、詩という感じかな?

是非機会があったら読んでみてねっ