シン・エヴァ(決してシンジ・エヴァに乗れ…の略ではない; ̄◇ ̄)で、

こうして再びブログを書こうとは思わなんだ…

今、何故世界で1番遅い
『シン・エヴァンゲリヲン劇場版:II』の
ブログを書いてるかと言うと、

劇場版3.0+1.0公開から遅れる事5ヶ月後…
3.0+1.01版公開上映、
そして更にブラッシュアップされた
3.0+1.11版が最終究極形態として、
この度、一家に1枚
愛蔵コレクションになりリリースされたからだ〜♪

庵野監督の
未完の最高傑作と評された
『劇場版エヴァンゲリヲン』シリーズも
遂にコンプリートの運びと相成った…

しかし、劇場上映から2年も経って、だ…

これは決して文句じゃないのだが、
オリジナルアニメ独占配信の
Netflixに対抗すべく
Amazonが取った戦略、
prime独占見放題との提携契約(?)により
セル版の発売が先送りされたのではと
邪推してしまう…

シン・エヴァの発売を受け、
Amazonが次に目を付けたのは
『ワンピース film RED』独占見放題…

不安視された発売日だが、
こちらは2023年6月に決まって
まずまず順当と言える…

…まぁ、とどのつまり、
セル版が遅れた背景には、
3.0+1.11版の完成をもって
シン・エヴァにおける「シン・終劇」として
皆の記憶に留めて欲しい…との
監督からのメッセージであろう

…かなり横道だったが、
この3.0+1.11…
万感の思いや予備知識を真っさらにしての感想は…

…解り易い⁉︎

そうなのだ、
ノーマル劇場版と比べて
登場人物の行動ルーチンやら、
感情の移り変わりが
あからさまなまでの
説明的な台詞や画面描写する事で
一般向け映画作品として
成り立っているのである…

登場人物、マリの台詞を借りるとしたら
「監督の狙いはこれか!」だ…

…て、この説明、いささか失礼過ぎない〜?

だが、ストーリーを熟考しても
監督の意図に100%到達し得ない物語が
普通の映画として成立しているんだよ!?

これは、TVシリーズからスタートして、
ストーリー補完計画に挫折しながら
大人になったファンにとっても、
朗報なのでは…

賛否両論を巻き起こしたTV版最終回や
カヲル君の初登場場面の説明、
旧映画版
「新世紀エヴァンゲリヲン劇場版 Air/まごころを、君に」の巨大レイなどの
フォローも補いつつ、

どことなく、
厨二病じみてセンセーショナルな
台詞が先行していた登場人物達に
本物の魂が注入した様にも思えた…

そして、何より
シンジは、劇場版より増し増しに
ザ・主人公として目覚ましいまでの
復活からの変革期を迎える〜♪

逆に
過去に囚われたゲンドウは、
ゼーレに従ったフリまでしつつ、
「人類補完計画」を遂行して
結局亡くした妻、ユイを取り戻したかっただけの
ちっぽけな男のままだという…

もう、偉そうにゲンドウポーズで命令するの禁止な〜


結論…
劇場版3.0+1.0でエヴァシリーズと
お別れしたファンは
是非ともBlu-rayを手に取って観て欲しい♪

劇場からの帰り道に
何か物足りなさをを感じた
パズルの1ピースをこれで埋める事が出来る筈…

オリジナル特典映像もセル版買った価値あり、だよ〜♪