densen
”電線病” 漢字の間違いではない 電線の病(やまい)にかかった患者のことを言う
オーディオの世界ではごく一般的にこの病気が蔓延している 巷で見かける線という線を見ると使ってみたくなるという症状がみられる
興味のない人には何のことだかわからんかも知れないが、要はオーディオ機器をつなぐケーブル、スピーカーのケーブルとか電源のケーブルとかを買えると音が良くなるということから、それにのめりこんでしまった人のことを指して電線病という
とはいっても普通の本屋で2006ケーブル大全などという本が積み上がっているところを見るとまんざらニッチな世界でもないようである この本、恐ろしいことにケーブルしか載っていない。。。 当たり前だ 本の題がケーブル大全なのだから でも普通に考えると一冊ケーブルだけしか載っていない本というのはかなりおかしなもんである しかも260ページもある だが電線病に冒された患者にはこの本だけで半年は悶々とできるほど魅力的な図鑑なのだ
その中の一文を紹介すると
「きわめてナチュラルな音。 細かな音の違いの大小に一喜一憂するような
ハイファイ的サウンドではなく、解像度等、高いハードルをクリアした上で
音楽を楽しませてくれる。 ケーブルに存在する固有の音を押し出さずに接続した機器の実力を100%引き出し、より自然な響きの音を再現。ヨルマケーブルは、もはやケーブルの賛否を気にしながら音楽を聴く必要がなくなります。」
興味のない人にはなんの事やらという感じだろう でも電線病患者はこの文面から想像される音に悶々とするわけである
こういう輩が多いから趣味がオーディオっていうのはオタクの範疇としてとらわれることが多いのだろうなぁ まあ多かれ少なかれ誰でもがオタクな部分を持っているもんで、だからいろいろ面白いのではあるけど
ただ目指すものは単純で、いい音で音楽を聴きたいだけ もちろん1万円のラジカセでも音楽は聴けるが趣味の世界は現実的な可能性以上のものを求めるところに面白さがあるわけで、こんなたかだか3mのケーブルに車一台買えるほどの予算をつぎ込んでしまう人が多数 重症患者だ
うそではない、実際このヨルマケーブル、3mペアの価格が340万もする たかだかケーブルである 尋常ではない
もちろんそんなもん買える人はごくごく限られているいけで、自分なんぞ週末にオフィスで電源ケーブル引いていた電気屋さんにケーブルを分けてもらったことがある 無論ただで むこうからすれば、なんに使うのそれ?って感じだ
オーディオの世界はものすごく奥が深い 予算をつぎ込めばいい音が聞けるわけはない 細かなセッティングの積み重ねから出てきた音で時にゾクッとするようなリアルなヴォーカルなんか聞けたときに喜びを感じるのだ
夜疲れて帰ってきて自分の好きな時間に好きなミュージシャンに好きな曲を目の前で歌ってもらう
無論リアルな話では無理だがリアルに近づけることはできる 100人のオーケストラを自分の部屋に呼ぶことはできないが、隣の部屋で演奏しているぐらいのリアルさで聞くことは可能かもしれない 亡くなったアーティストに目の前で歌ってもらうことはできないが、存在を感じられるぐらいのリアルな声は聞ける
オーディオの世界は奥が深いのだ...
Sydney sono2
- 記事:
-
とにかくこの国の空は青い そして日差しが強い なんでも日本の6倍の強さらしく、人は一年に一回皮膚がんの検査を受けなければならないそうな
土曜日一日フライと待ちで空いたのでぷらぷら買い物なりしていた シティには特に珍しいものもなく、アウトレットもこれと言って欲しい物もなくただぷらぷらと それよりオーストラリアドルの変換レートがずいぶん変わってて驚いた 1ドル100円ちかい! これだと今まで安いと思っていた物も安く思えなくなってしまう
ホームパーティ用にこっちの料理本が欲しかったので一つ購入し、その後時間が余ったのでとりあえずフェリーに乗ってどっか行こうと思いサーキュラーキーへ
サーキュラーキーに行ったら必ずロイヤルコペンハーゲンというアイスクリーム屋でアイスクリームを食べましょう
一番近い時間に出発するマンリー行きのフェリーに乗っかり観光客となった
定番のオペラハウス
シドニーの街は結構小さく、海に出ると一望できる
そして週末はみなボートの上でランチなどという優雅な週末の過ごし方が定番らしい
こっちは海が近いのもあって、冬でもビーチでくつろぐ人が多い マンリーは有名なビーチだから特に人が多いみたいだ
こっちは忙しくもなく、東京のように人ばっかりでもないので、なぜか時間がゆっくり感じる
こんな生活もたまにはよいなぁ~
帰りの夕方のハーバーブリッジ
他のビーチにもフェリーで行けるので、時間があればボンダイやクージー、ワトソンズ・ベイなどに足を伸ばしても良いかも
一日ゆっくりして日曜にシンガポールへ行くべく空港へ 昼からラウンジでビールなんぞを飲みつつシドニーを後にした
シドニーからシンガポールはBritish Airwaysだったのだが、初めてフルフラットのシートに座った やっぱりすごく楽 シートだけでなくいろいろ比べるとJ○Lはもう選ばないかなと思った
シンガポールでは忙しくて全然写真を撮る暇もなくホテルだけ
Ritz Carltonだったのだが、とにかく部屋が広い 東京にもRitzが出来るらしいが、ここまでスペースは取れないんだろうなー というより日本のRitzは高過ぎで個人で泊まろうとは思えないか。。。
Sydney sono1
今回は一連のプロジェクトの立ち上げなんで、とにかくここを立ち上げない事にはというプレッシャー しかも提携しているグローバル・ベンダ-はフランスの会社だし、ヘルプに来た担当は香港人。。。大丈夫か。。。という不安を抱えつつ日曜の夜のフライトでシドニーへ ビジネスクラスなのがせめてもの救いか。。。
南半球のオーストラリアは今が冬 でも日本と違って真冬でも7,8℃ぐらいあるのですごく過ごしやすい そしていつも晴天
シドニーというとやっぱり朝はコーヒー Flat Whiteという、いわゆるラテ 正確にはラテとは違うらしいのだが、聞いてみたところ微妙な差で、要はミルクの泡の量の違いなんだとか
至る所にコーヒースタンドがあるんで、この街にスタバは数えるほどしかない
今回は出張前にデジカメの液晶が割れて修理中の為、携帯のカメラで
そして、カプチーノを頼むと必ずシナモンパウダーではなくチョコレートパウダーが振られてくる 個人的にはこれはこれで○ そして朝食
今回はFourSeasonsに泊まったのだが、思ったより狭くて残念
まー寝るだけだからベッドだけよければ良いのだけど。。。 しかもハーバービューじゃないし それもどうでもいいのだけど < なんか未練たらたら。。。
夜のROCKS周辺
次はシンガポールに行く前の一日合った週末の写真を
Bilstein BPS
まず第一歩としてやっと足回りに手を入れることができた。 純正の足は消して悪い足ではないが、多分底付きから来るリアの突き上げ感と全体的にふわりとして不安定感があったので、このあたりを解消したいと思っていた。
導入したのはBilsteinのBPS。 車高調整と9段階の減衰調整を持ったもの。 これはE46 M3ではほぼ定番の商品みたいだ。 セットアップは前後3cmのダウンと減衰調整を前後5の位置(真ん中)にしてもらった。
前後3cmダウンは見た目的にはちょうどよい落ち具合でリアはタイヤが少しかぶるぐらい、フロントは若干のクリアランスがある。 純正のホイール・オフセットではだいぶ内側に入ってしまったように見える。 +10mmぐらいのオフセット(実際は-10)のホイールが欲しい。
今回は一緒にフロント・リアのアッパーマウントも交換してもらい、ショック含めて慣らしが必要と思われるが、まず乗った印象はかなり硬いと思った。 一般道の小さなギャップをすべて拾ってくれるので、かなり厳しい。 反面明らかに足回りの剛性感は上がったのを感じられる。 ロールは明らかに少なくなり自然なロール感があり、これでよいと思った。
E36のときにシュニッツァーのスタビライザーを入れたときにはロールがビシッと押さえられてかなり印象が変わったが、純正のスタビライザーとBPSの組み合わせのロール感はとても自然でよいと思う。
帰りに第3京浜に乗ってみたが直線はかなり安定感が増した。 変な上下動が少なく路面に追従する感覚が増えた。 コーナーも安定感がやはり増しているのを感じる。
反面、加速時のフロントの接地感が薄れたように感じた。 理由は分からないのだがこれは次回アライメントをとってもらうときに確認してみようと思う。
ちょっとあまりにギャップを拾いすぎるので、フロント・リアをともにちょっとやわらかくしてみたところだいぶしっくり来るようになった。 慣らしの効果も多分にあると思う。 その後試しにリアのみさらにすこし落としてみたところ、さして変わらなかったように思えたが、首都高でちょっとがんばった時にリアのふわふわ感が出てしまい、あまり良い感覚ではなかったので、もう少し減衰調整の落とし所を探してみようと思う。
ちなみにフロントはハンドルを一杯に切ると普通に減衰調整のダイアルにアクセスでき、リアはかなり厳しいが何とか手が届く位置にダイアルがあるので、リフトに乗せなくても調整は可能だ。
まださして走っていないのでなんともいえないが、とにかく純正よりは遥かに良い足になったと思う。
Jiyugaoka Grill
中は落ち着いた感じのオープンなお店。 見た目からイタリアンかフレンチのお店かと思ったら結構普通の定食屋だった。
前日結構飲んでしまったので、あまりヘビーなものは食べたくなかったので季節の「香味野菜と鮪の漬け丼」を注文
かみさんは「白金豚のジンジャーソース」を注文、えーと要は豚のショウガ焼きかな。
ちなみに白金豚は「シロガネブタ」ではなく「ハッキンブタ」というらしい。
値段はランチとするとちょっと高めだが、自家製のごま豆腐や小鉢、食後のドリンクも付いて1800円だったら安いかも。
漬け丼も白金豚もとても美味しかった。 店員の人の対応もとてもよくて、他のメニューもまた食べに行ってみたい。
panda
なかなかのお気に入りでございます