TA05MS | amataroのあれこれ

TA05MS

最近はエンジン(GP)のラジコンで走れる所が少なく、電動(EP)のしかもドリフトがもっぱら主流のようであります。
ということで一つ電動(EP)のツーリングマシンを一台組み立ててみました。

TAMIYAから発売されているTA05というベストセラーのマシンにTRF(タミヤ・レーシング・ファクトリー)が手を入れたもので、最初からかなりのアルミパーツが組み込まれております。
既にTA06という新しいマシンが発売されているので、型遅れではありますがEP初心者の私には立派すぎるマシンです。

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エンジンと較べるとだいぶ操作感覚は変ります。 
モーターのトルクの立ち上がりが鋭いこと、車重が軽いこともあって、全体的にキビキビと動きます。
GPよりもピーキーな動きをしますが、これはセッティング次第みたいです。

基本的には4輪駆動、センターのモーターから前後へ伸びるベルトでフロント、リアのプーリーを回します。
プーリーにはデフが組み合わされ、ベアリングのようなメタルのボールを介したボールデフ、もしくはフロントは駆動がかからない時はフリーになるワンウェイデフでドライブシャフトを駆動します。

シャシーはロア、アッパーともにカーボンのダブルデッキで剛性を確保し、フロント、リアの同じくカーボンのショックタワーで車高調整、減衰調整が可能なショックをマウントします。

調整箇所が多すぎて素人には難しいのですが、そのまま組み立てただけでも十分早く走れるので、後は走らせながらちょっとづつ設定を変えて行く感じですね。

だいぶ遅いモーターで練習をして走れるようになってきたので、モーターとアンプを乗せ変えてやりました。

アンプとはバッテリーの電流をモーターに渡す前に調整を行う、いわゆるアクセルのスロットルのような機能をもってます。 
かなりの熱を持つので、最初からヒートシンクと冷却ファンが備わっていたりします。

モーターの一昔前のものとはずいぶん変っていて、今のモーターはブラシレスと呼ばれるモーター内に金属の接点がないものが主流となっています。
またこのモーターの状況をアンプにフィードバックして的確な制御をする為に電源以外の制御用コードをモーターとアンプの間につなげます。

スペックはともあれやはり車の運転と同じで腕がモノを言うというのが面白い所ですね。
セッティングで思ったように車が動いてくれるのも整備のしがいがあります。 ま、ちゃんと想定どおりにセッティングできればですが。