2ヶ月前に催眠の個人セッションを受けて下さった方が本日お子さんのことで来院され、セッション後の事をいろいろ伺いました。
セッションが終わった時点でも様々なキヅキがあり心軽やかになった様ですが、その後も日々何かが少しずつ剥がれていくような感覚が続き、気づくと「そういえば最近穏やかだなあ」と思う様になっていたそうです。
ご主人にも「以前ならこういう時に怒ってたのに、最近全然怒らないね」と言われてやっと「そういえばそうだな」と気づくといった状態だそうです。
何かが剥がれていく「何か」とは、幼少期から自分でも気づかずに纏(まと)い続けてきた自分にとって不要な想いとか観念であり、それは自分でも気づけないものなので剥がすにも剥がし様もなく、でも「気づく」ことで勝手に剥がれていくものなのです。
そしてどんどん剥がれていくにつれて、自分の内側の何かが徐々に移動していっているとおっしゃっていました。
病気やトラブルの根っこには「自分らしくない事」「我慢している事」があり、そこに気づき我慢をやめ自分らしさに近づいていくと、病気やトラブルは自然と良い方向に向かっていきます。
病気やトラブルを解決するには自分を変える必要があると思いがちですが、「自分を変える」のではなく「自分に戻る」という表現の方が正確だと感じます。
生まれた直後は全員自分らしく生きています。
自分が今この瞬間に感じる感覚の通りに感じてそれを表現しているので、純粋で素直で分かりやすく、自分の想いを自分で表現してあげているので、泣き叫んだ後でもケロッとしていたりするのです。
しつけや教育で我慢を覚えていくことで次第に自分らしさから外れていき、だから「本当の自分を思い出して!」というサインとして、病気やトラブルに見舞われるのだろうと思うのです。
この方の「徐々に移動している」のは、多分自分の想いや観念が作り上げていた「軸」が「本来の自分に戻っている」という事なのだと思います。
「軸」が本来の自分の真ん中に戻ってきた今現在、心は「凪(なぎ)」の状態だそうです。
同じ事柄が起きても、以前だと荒れ狂っていたはずの心が、今は穏やかで静かで心地よい状態なのだそうです。
催眠療法とはこの様に、セッションが終わった後も気づきがどんどん湧いてくるというのが、一般的なカウンセリングなどとは違うところですし醍醐味だと思います。
個人セッションも行っておりますが、集団セッションも行っています。
集団セッションは一度の複数人に対して行ういわゆる体験版ですが、これでも十分いろいろな気づきが得られます。
体験版が受けられるのは、①ヒプノセラピスト養成講座の「お試し講座」 ②キヅキの講座 ③芋沢心理学講座(新設)基礎編、になります。
大阪府交野市の「統合医療スペースくくり」で不定期で開催していますが、日本各地で呼んで頂ければ参ります。
個人セッションについても各種講座についても、まずはお問い合わせください。
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