相談窓口に来た学生は、次のように話してくれました。
「住民ひとりあたり10万円の特別給付金は、まだととどかない。それに1回じゃ 焼け石に水❗ 私は、バイトがクビになったから、1食400円なの。だけど、私の友達は、もっと酷いの。保護課の職員に「あなたは、まだ若いからハローワークに行きなさい」と生活保護の申請を断られたのよ❗ 彼女は、恥ずかしくて、悔しくて、情けなくて、職員が渡した乾パンを貰わずに帰ってたそうです。今は、1合のお米を、水をうんと入れて、3食分のお粥にしているそうなの。私たち二人とも、このままだと、退学だね。無理して大学いかないで、公務員試験受けとけば良かったなー」
そういえば、5人にひとりは、退学を考えている、との報道がありました。安倍政権による生活に困窮している大学生向けの緊急支援金を支給する話がありますが、「ボツになった1世帯30万円支給する」時と同じで、条件が厳しすぎて、多くの学生たちは断念せざるを得ません。
いつも、励ましのことばをかける私は、相談窓口に来た学生に「負けないでね」とは言えずに、彼女を無言で見送りました。私は、コロナ危機で、苦しんでいる多くの大学生がいることを知りました。めげずに、がんばれ✋💦
苦労婆
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