貧乏神の下を政府は眺め
われらのコメも流れる
庶民の嘆きも流れる
時の流れとともに
流れよ流れよ
コメの値段は高騰し
愛しき食卓は遠ざかる
夜は来る、政策は遅れ
夜明けを待てど明日はない
計算し尽くされた棚の上
消費者のため息だけが響く
流れよ流れよ
米袋の山も今は幻
愛しき食卓は遠ざかる
税は重く、減らぬ支出
手に届かぬそのひと粒
家計簿に刻む切なさよ
袋は空き、鍋は泣く
流れよ流れよ
夢見た暮らしは泡沫の如く
愛しき食卓は遠ざかる
庶民の涙の下、政府は眺め
われらの希望も流れる
高騰の波にただ漂う
未来のコメ、遠き雲よ