昨日、杵築速見消防組合の職員採用をめぐる口利き事件で、あっせん利得処罰法違反で起訴されていた元杵築市議会議長に懲役2年、執行猶予4年、追徴70万円の判決が言い渡されました。
今日(3月3日)の大分合同新聞朝刊
刑の軽重はともかくとして、公正が求められる公務員の採用試験で議員の立場を利用した口利きは悪質な犯罪であると同時に、市民の公務への信頼を著しく損ねた罪は重大です。
いくら執行猶予付きとはいえ、十分反省をして罪を償ってほしいと思います。
そして、政治家の皆さんには今回の事件を対岸の火事と見過ごすことなく、他山の石として自分自身を戒めてもらいたいです。
いずれにしても、今日の判決公判で、消防職員採用をめぐる汚職(口利き)事件はほぼ終結した形ですが、私、今回の汚職事件が氷山の一角だとは決して思いたくありません。
このような口利きは、たまたま杵築速見消防組合で、しかも杵築速見消防組合でも初めて起きた事件だと思いたいです。
もう二度とこのような事件が起きないことを願っています。