20年目の営業に突入しているワイルドバンチでございます・・・・諸行無常の響きあり・・・・玉堤通り沿いにある鵜の木のファミリーマートが終わってしまいました。 私は時々・・・週一くらい使ってたのですが・・・・この1ヶ月くらい品揃えが良くない・・・・この間行った時、あまりにがらんとした店内なのでレジ打ちのおばちゃん(多分オーナー)に、 「こぉこはぁ・・・・閉めちゃうんですか?」 と聞くと、 「はぁい、そうなんです!明日の9時で閉店です」 と、なんか、作り笑いじゃないけれど・・・気丈に強がった感じの明るさで返事をされた。 どよ~んと沈んだ返事よりは、良いんですけど、 (大変なんだろうなぁ~・・・・俺にできる事はこの水を1本買うことだけかぁ) と思いながら、 「あ~、そうなんですかぁ」 ・・・・今日前を通ったら解体工事をやってました。 んで、話は変わって朝獲れ・・・・たまに朝獲れ仕入れてもこのワイルドバンチ通信はおろかInstagramにもXにも上げてませんでしたからね~・・・・怠け者でしーません。 って事で・・・今日は、上げますよ!
皆様のお越しをお待ちしております。~By Wild Bunch |
俳優の下條アトムさんが、1月29日に亡くなった。享年78。13日、所属事務所が公式ホームページで伝えた。(太字部分 2025年02月13日 12:41 ORICON NEWS) なんの番組だが忘れたが時代劇で一度だけご一緒したことがありました。 馬上の代官?に道端から飛び出してきて何かを訴える農民だか町人の役が下條さん。 その飛び出してきた下條さんを、代官御付きの武士の私ともう一人の御付きの武士役(後輩のH)が取り押さえるという状況。 「お代官様ぁあああー」 と飛び出してきた下條さんの腕を後ろでにねじあげる私たち。 下條さんの半身後ろに回り左の手をHが、右の手を私が捻じ上げ・・・・体をくの字に曲げて抑えられる下條さん、顔を上げて、 「お代官様ぁあああ」 私と後輩が、 「控えろ!!」 勿論お芝居なので本気で捻じ上げる様な事はせず、所作で取り押さえる形を作って後ろ二人と前の下條さんが力んでいる様なお芝居。 「カット!はい、OK」 と現場は、次のカットの準備に移る。 すると、下條さんが私とHの所に寄ってきて、 「君さぁ・・・・お芝居なんだからさぁ」 かなり怒気を含んでいる。 「?」 「あんなやられたら本当に痛めちゃうよ」 (何言ってんだ、この人) 「折れたらどうするんだよ」 と責めてくる。 私は、 (なんだ?あれっぱかりの所作芝居で腕が折れるって・・・・それってあまりにもヤワすぎませんか・・・・) と正直思った。 なんか状況がよく掴めず下條さんを見ていたら・・・・それ以上何も言わず下條さんは、私たちのところから離れていった。 その番組の放送を見る事もなく、そんな事も忘れて10年以上経ったでしょうか。 幾つの頃かは、忘れたが・・・・40才前後だろうか・・・どういう状況だったか場所も忘れたが、どこかで私は、その番組の再放送を観る機会があった。 (ん?なんか見たことある様なシーン・・・・あ、あれだ!俺とHが下條さんを取り押さえる・・・・あ~懐かしいなぁああ) なんて思い、 (あの時下條さん、なんか怒っていたけど) と思いながら観ていたら・・・・、 (あ・・・・・あ~~H・・・・お前・・・) 私は、あの時の下條さんの怒りを理解した。 画面の中には、下條さんを満身の力を込めて取り押さえるHの姿。 鬼の様な形相で下條さんをねじあげるH・・・・芝居を越えてリアルに腕を捻じ上げている。 (あああ~、これは痛いよ・・・・これは怒るよ・・・・きっと痛かったろうなぁ下條さん) 「下條さんごめんなさーーい」 後輩のやったこととは言え、私の指導不足でした。 その再放送を見ながら私は、反省しました。 いやね・・・Hもテスト中は、捻じ上げる所作の芝居をやっていたんですよ・・・・やっていましたよね・・・・テスト中から力が入っていたら下條さんもその時に「力入りすぎだよ」って言うでしょ・・・・Hの奴、本番で舞い上がって力が入っちゃったんだと思います・・・・それでも芝居を続ける下條さんは、迫真の演技で素晴らしい芝居でした・・・さすがの役者魂。 そんな・・・・、生涯一度のお付き合い。 名優下條アトムさんのご冥福をお祈りいたします。 |
ととととと、突入・・・・20年目。 はい、沼部ワイルドバンチは、先日19周年を迎え20年目に入りました。 2/08、いつも記念日なんてこと思い出しもしない私にしては珍しく当日(あ、今日オープンした日だ)と思い出しまして、カミさんに、 「おう、今日は、19周年の日だ」 「そう、おめでとう」 (いや、別に何もめでたくは無いのだが・・・・) なんてやりとりがありました。 気分的には、ついこの間オープンしたばっかりのような気分・・・・なのですが例えば、生まれた子供が19歳になったと思えば・・・・おお、大きくなったなぁ・・・と思いますな。 そういえば私は、カミさんの誕生日を覚えるのにも10年以上かかったし、二人の子供の誕生日もどっちがどっちだかまだ曖昧だな・・・・自分の誕生日も運転免許の更新が必要になるまでは、忘れがちだった。 明治維新、そして敗戦、欧米文化が日本に雪崩れ込み、日本人もサプライズ好きに随分なったが・・・実際ガキのころは自分もそんなのが嬉しかった記憶がある。 だが、私はそういう記念事に興味をなくすのは結構早かったと思う。 10代の前半、中学生ぐらいの時には、そういうことにあまり関心がなくなっていた様に思う。 ひねたガキだったのですなきっと・・・自分ではそう思ってはいないが・・・。 「さあ、喜びなさい!」と言わんばかりにプレゼントとか渡されても、 (なんだ、これかぁ・・・とか、これ俺別に好きじゃ無いんだけど・・・) と思ったとしても本音は言えず・・・喜んだふりしなきゃいけないし・・・・本音の言えない社会は、嫌いなんんだよ!・・・・お返しの文化も俺嫌いだし・・・・俺が嬉しかったのは、お年玉くらいか・・・・。 そう言えば、3月3日のお雛様や5月5日の端午の節句の習慣は、今どういう扱いだ? この日を祝う家は、激減しているのじゃ無いか? 雛人形・・・・五月人形・・・・近年、鯉のぼりを見かけることもあまり無い様に思う。 ま、家が小さくなって、人形なんか飾るスペースもしまうスペースも無いという家も多いのかもしれないな。 俺がガキの頃は、庭の真ん中に鯉のぼり用の柱がある家が結構あったが今、東京でそんな家を持っていたら豪邸扱いだな・・・・日本も変化しています。 ええ~、それでですね・・・ワイルドバンチ・・・オープン時から、もう3週間、いや3ヶ月ぐらいは頑張りますね、と言い続けて19年・・・・今年は忘年会やる約束をすでにしているので・・・・今年一杯くらいは頑張ります。 人生、日々の積み重ねですからね・・・毎日が記念日でいいと思いますよ、・・・だから私は毎日酒を飲んで祝っているのでございますよ、はっはっはっは・・・・。 俺の事はホットケッ! |
映画「みんな笑え」、この作品に出演している広瀬蒼さんからのお声掛けで試写会に行ってきました@日本シネアーツ社試写室@市谷 パッとしない噺家・・・ここぞというときに逃げる性格・・・・そんな噺家がちょっと頑張る話。 それに絡む若手女漫才師とボケてしまった父親・・・これも噺家で自分の師匠・・・父親の名前を継いでいる主人公50歳・・・・そしてスナックのママ。 特に寄席や演芸が好きな人は、入りやすい内容で楽しく観られると思います。 またそうでない人も完成度の高い作品なので、楽しめると思います。 近頃の映画の流行りなのでしょうか・・・・音楽の使い方・・・・音楽でシーンを繋ぎ、音楽で場面転換・・・・とても効果的ですが、そんなに観客にわかりやすくしなくても・・・・と思うくらいサービス精神に溢れている音楽の使い方・・・・というか、鈴木太一監督の狙いは、見事にハマっています。 上映前に、監督と主演の野辺富三さんが、 「良いと思ったら是非口コミで広げてください」 と同じ内容の挨拶で、そこに自信の程を感じながら本編を観終わって、 (確かに良い作品だった) と率直に感じました。 最後の寄席のシーンでは、若手女漫才師と落語家を見事に絡ませて良い世界観を作り上げていたと思います。 小野的には良い作品でした~。 |
私は常に”誤解を恐れずに言おう”という前提でブログを書きます。 そして、そこに誤解が生まれた場合には、読んだ方の「読解力不足だ、ケッ」と切り捨てるというよりは、 (自分の表現力、文章力不足だ・・・伝わらんということは自分の修行が足らんな・・・) と反省する・・・・のが私のパターン。 ひと月ほど前に「侍タイムスリッパー」に物申すと題して二つブログを書いた・・・・と言うより、メルマガで配信した文章をブログに転載した。 【映画「サムライタイムスリッパー」に物申す】 【映画「サムライタイムスリッパー」に物申す2】 この中で私は、劇中の本身=真剣使用という設定について物申した。 だが、私の文章力不足で私の真意が伝わらない方が多くいらっしゃった様なので補足的に今回の「3」を書くことにしました。 それは、劇中、過去の二人が過去の因縁にケリを付けるために真剣を用いて立ち回りを行うという事についてです。 物語の流れから二人が決着をつけるために真剣で勝負をするという部分ついては、当然の流れだと捉え、そこに何の異議もありません。 そのストーリーに対して「真剣使用設定なんてもってのほかだ」と言っているのではありません。 (ああ、この二人だったらそうなるよなあ) と思います。 実際そう思いながらこの映画を観ていました。 しかし、その後・・・・。 真剣使用について二人からの誓約書提出を受けて撮影所が許可を出すという部分について私は、問題視し大きく不快を感じ、怒り、悲しくなったということです。 「そんなこと許可していいわけないだろ!過去にそれで人が一人死んでるんだよ!!」 自己責任において真剣での撮影を行うという誓約書の提出を受けて、それならば責任を回避できるからと撮影所側が真剣での立ち回りを許可するという無責任極まりない設定に私は、異議を唱えたと言う事です。 ある意味、極めて日本の組織にありがちな・・・・自分が責任を取らなくて良いならばと言う責任回避的な撮影所の意志決定・・・・そう言う腐れ組織の設定かつ真剣使用許可・・・・そこが過去の真剣使用事故を知る私には、不快に映ったと言う事です。 銃刀法違反という違法行為を認める撮影所・・・・問題ありませんかこの設定・・・・私は、間違った設定だと思っています。 もうとっくに完成している作品だし、制作サイドが、この設定で問題ありませんと言うなら、それはそれで、私の預かり知らぬところです。 よって議論はここまでになります・・・・・ってか、議論にも何もならず、する気もなく、私がここでパーパー言っているだけなんですがね。 別に私の感覚を他人様に押し付けようとは思いませんが・・・実際大ヒットして映画の出来もいいと思うし、賞なんかもたくさんとっているみたいですが・・・・「1」でも述べましたが、真剣使用で事故死した故大貫=加藤さんの遺族に、「この映画を見て下さい」と言えるか! あの事故を知っている人たちが真剣使用許可という違法行為設定を良しとするのは、私にとって悲しい事実です。 私が映画「侍タイムスリッパー」に物申したいのは、以上のような事です。 俺の事はホットケッ! |
「響」で想像するのは何ですか? 酒? 「響」と銘打たれた舞台、志道塾の演武会を観劇@北沢タウンホール13:00。 自分の映画の編集が遅れていて時間が足らず・・・出演依頼、観劇のお誘いをお断りしている近頃の不義理小野なのですが・・・・何とか当日に都合つけることができて・・・。 「オータちゃん、当日券ある?」 「ありまーす」 って事でほぼ満席の劇場に潜り込んで参りました。 志道塾は、私の古い友人太田行雄氏が1999年に設立した殺陣の塾で俳優集団で有ります。 私も過去、志道塾の演劇公演に出演した事があります。 今、編集中の映画「多摩川の男」でも稽古場をお借りして撮影をさせていただきました。 塾生の彩野さん、小柴さん、越智さんには、その時出演でのお手伝いもしていただきました。 さて・・・今回は、演武。 居合、殺陣の型、立ち回り、舞踊的演武、そして芝居仕立ての短編劇を2本。 バックに三味線、太鼓、琵琶を従えての構成。 それにしても志道塾は今、塾生二十人近くいるんですな・・・・立派な集団です。 みんなよく鍛えられています。 生演奏をバックにした演武は迫力があり良いです。 残念ながら一日限りの演舞会。 2/15~3/01まで配信があるそうなので、ご興味のある方はどうぞ~・・・いいですよ~~~。 【志道塾演武会・響】 |
私が今まで見た業界、団体、組織・・・・部活、町内会から個人事業主、中小企業、大企業・・・・色々な組織がありますが、どこの組織を見ても理想というかそれに近い場所というのは有りませんな。 まあ、人間の仕事ですから完全なものが存在しないのは、当たり前かもしれませんが。 ズルをする奴、嘘をつく奴、人を押し退けて出世しようとする奴、ルールを曲げて自分に都合良く解釈する奴、ルールを破る奴、・・・・世の中にはいろんな人が居ます。 一時は、上手く円滑に運んでいる組織も前出の様な奴が現れて引っ掻き回す時期が必ずやって来る。 今話題のフジテレビもそんな時期と言って良いのでしょうか。 そういう意味では、長く続いている組織は、大したもんだなぁ、と思います。 さて、相撲協会・・・・明確なルールは無いが横綱昇進には、”二場所連続優勝あるいはそれに準ずる成績”という暗黙のルールがある。 しかし今回、大関豊昇龍を一度優勝しただけで横綱にしてしまった。 反対意見もあった様だが、八角理事長(元横綱・北勝海)や高田川審判部長(元関脇・安芸乃島)の強引の推しな推しで横綱に推挙した。 そしてそれをあっさり承認する横綱審議委員会。 私は、この決定を、 「またか・・・・」 くらいにしか思っていないが好意をもって受け止めている訳ではない。 かつて昇進のハードルを低くして優勝経験の無い北尾を横綱にして後に、色々な問題に発展したことがあった。 今回、豊昇龍の奮起を期待するが、ハードル低くして昇進した横綱故に一抹の不安が残る。 まあ、相撲協会の営業戦略的決定だからしょうがないのだが、暗黙とは言え内規を破ってまでそうすることに対して、私は違和感を拭うことが出来ない。 横綱照ノ富士が引退して現在横綱不在。 そこの穴を埋めるために推挙されたのは、明らかだ。 本場所を始め地方巡業等で横綱の土俵入りが無い・・・・、横綱が不在だと視聴率や客足に影響がある故の、営業戦略的豊昇龍昇進。 他人のやっていることだから文句こそ無いが、ルールを曲げての昇進は、どうなのよ・・・・と、やっぱり文句か、これ。 北尾の時の教訓が活かされていないよな。 当時、北尾が問題を起こした時、作家の故野坂昭如氏は、 「営業のために北尾を昇進させた理事長の責任だ!」 と怒っていたっけ・・・。 今後の豊昇龍次第で今回の昇進が良くも悪くも評価されるが、ルールを曲げての昇進というものに私は賛同できない。 あとは豊昇龍に頑張ってもらうのみか・・・・。 豊昇龍よ、お前さんはそんな十字架を背負っているのだよ。 理事たちの責任とはいえ、矢面に立つのはお前さんだ。 頑張れよ! |
一月も下旬で屠蘇気分も抜けておりますが、あ、そうだ、店の鏡餅まだ飾ったままだ・・・片付けなきゃ・・・。 皆様、お元気ですか、ワイルドバンチでございます。 「え、そんなの飾ってましたか?」 ってか!? はい、モニターの下にスーパーで売ってたイチばぁ~~~ん小さいやつをね、ほとんどの方が気が付かないくらいの小さいやつをね、飾ってあったのですよ。 で、表題の削減ですよ削減・・・何をかってねぇ・・・・数年に一度やってくる波なのですが・・・・メニューメニュー、メニュー削減・・・・食べ物の方ね。 タァ~くさんのお客さんが来る店でも無いのに・・・・気がつくとメニューがタァ~くさん増えてしまっているのが、ワイルドバンチのお料理メニューの常。 周期的に、 (あ、これじゃ買い過ぎだよ。一体誰が食うんだ) と気付き、メニュー数を減らすのですが・・・・・。 暫くするとまた増えていて、 (あ、これじゃ買い過ぎだよ。一体誰が食うんだ) の繰り返し。 そして今またワイルドバンチに”(あ、これじゃ買い過ぎだよ。一体誰が食うんだ)期”がやってきたのでございます。 まあ、余っても私がせっせと食べるのでフードロスは、全く無いのですがね・・・・ってか、私は、こうなることを予想して、私が食べたいものを買うことが多い。 そう言えばね、食材を買う時、 (あ、これOOさんが好きなんだよな~) とその人を思い浮かべながら買うと、その人が来店する率ってかなり高いんですよ・・・不思議なもんで・・・そう言うお客様は、無意識に本能で私の思い浮かべた時のエネルギーを感じ取っているのでは無いかとなんちゃってエスパーの小野は結論づけているのであります。 だから、食材を買う時は、お客様の顔を一人一人思い浮かべながら買うと来店率は上がるんだろうなと・・・・それに最近気付きまして、買い物のたびにお客様の顔を思い出しながら買い物を実践しよう計画を建てている最中でございます。 話が横道にそれましたが私は、前立腺肥大ではありませんが料理メニュー肥大のため大手術を近々行う予定でございます。 そう言えば久しぶりにあん肝パテ作った。 (こいうのも減らさなきゃ~) 皆様のお越しをお待ちしております。~By Wild Bunch |
豚もも肉のブロックを買ったぜ。 今回は、鶏胸肉もやるか。 かつて・・・・そう、今となっては15年くらい前・・・私は、自家製生ハムを作ってワイルドバンチで出していた・・・・自称美味いし評判も上々だった。 その頃は、色々試した・・・牛タン、牛モモ、牛レバー、合鴨、鶏むね、マンガリッツァ豚、イベリコ豚・・・・どれもそれなりに美味かったが・・・・値段と味のバランスで行き着くところは国産豚ももだった・・・・その当時で、外国産銘柄豚に負けない国産豚は多数あった。 何故、生ハム製作から手を引いたのか・・・・今、その理由を思い出せない・・・・多分俺の事だから・・・作るのに手間が掛かるからとか・・・面倒臭いから・・・とか、そんな理由なのだと思うが・・・・。 当時、生ハムづくりをするにあたって私は、薬局、製薬会社、保健所、厚生労働省ほか、いろいろなところに電話して聞きまくったな・・・・、結論として店で提供する分には、問題は一切無し・・・。 ただ、薬局も製薬会社も添加物としての亜鉛を売ってくれなかった・・・静菌発色剤の添加物・亜鉛酸ナトリウム・・・・劇薬らしくてね・・・・一般人には売ってくれない。 厚生労働省に電話して、どこで手に入るか聞いても曖昧な答えしか言わず・・・って、この辺の経緯は、”続・俺の事はホットケッ!”2011年12月05日号「小野の生ハム」から数回連載しているので省きます。 ちなみに、現在は亜鉛酸ナトリウムは、発がん性物質を形成するとして食品添加物としては、ほとんど使われておりません。 ということで、自然の中から亜鉛酸ナトリウムに代用できるもの(ほうれん草とか、ターサイ)を探し出し小野は使用したのでござんす。 ってなわけで生ハム仕込み中・・・・・2~3ヶ月後くらいですかね・・・お出しできるのは。 少々お待ちくださいませ・・・多分みなさんがこの記事を忘れた頃にお目見えすると思います。 |
LINEで繋がっている俳優Kさんから着信・・・・そこには、 「お母さん、元気ですか。昨日、銀座にいたんだけど、なかなかカッコいい写真が撮れました」 とあり、銀座の和光と歌舞伎座の夕景の写真が2枚添付されていました。 もちろん誤送信だとすぐに分かり、 「誤送信じゃないですか?」 と返信を入れて・・・しばらくすると、 「わー!ホントだすみません。何で母と小野さんを間違えたんだろう。ごめんなさい」 と着信。 故郷の母親に、銀座の景色を送る・・・・私にはそういう感性はありませんでした・・・・母親は、他界しているので今後もそういう事はできません・・・・生きてても私と母親の関係性からすると、そう言う事は私はしないと思う。 (世にこう言う母子関係の人は多いのだろうか・・・・俺には無かったけど・・・・でも、この誤送信は、心に沁みるな・・・・) ・・・・Kさん、誤送信ありがとね・・・・なんか、ほんわかと暖かい温もりのお裾分けをいただいたような気分。 |