先日ゲイ友Zhaoと、支配と服従の関係で結ばれたゲイカップルを描く映画「Pillion」を観た話をブログに書きました。観終わった後に色々話してたら、Zhaoが離婚した元夫Mの話を始めました。Mくんはこの映画の主人公のように支配的な性格だったそうで、Zhaoに対してDVやモラハラをし続けていました。
モラハラ気質のMくんとの生活でZhaoの方が精神的にやられてしまったことは知っていたので、これまで私の方からは一切Mの話はしませんでしたが、奇遇にも映画がZhaoとMくんとの婚姻関係とその破綻を想定させたのでZhaoの方からその話をし始めたのでした。
なんと、そのMくんと12月頃に再会したのだそうです。しかも、出会い系アプリで。オンラインでマッチングして実際会ってみたら別れた夫だった、というドラマ的な展開ではなく、アプリでZhaoを見つけたMくんの方から「久しぶり〜」とコンタクトしてきて、Zhaoもホイホイ出て行ったというのが正確なところ。
あんな別れ方をした二人の7年の時を経た再会がどんな感じだったのか興味津々でしたが、映画見た日は遅くなってしまったので、話を聞く機会はお預けになってました。その数日後、Zhaoがコロンバス・サークル付近にある中華点心屋さんに連れて行ってくれる約束をしていたので、まだ雪が少し残るセントラルパークを散策しつつ話を聞くことができました。
アジア系の中年男を専門に探すアプリもあります
Zhaoは、いくつかのゲイ出会い系アプリに登録していることは聞いていましたが、最近はアジア人と白人の出会いのための専門サイトを重用しているそうです。そこで、昨年12月登録後いきなり元旦那のMくんからメッセージが来たそうです。マンハッタン広しとはいえ、年上アジア人男を好きな白人ゲイ(Rice Queenと呼ぶ)はフェチの部類に入るので、Mくんがアジア人男漁りをしている中でZhaoを見つけてもそんなに奇跡的なことではないのです。それで会うことになって、Mくんの住んでるクィーンズで飲んで、そのまま彼のアパートへという流れになったそうです。どんな気分だった?と聞いたら、全く懐かしさとかはなかったとのこと。
7年前に別れた日からの続きのように会って、たいして近況報告もせずに、やることやって、終わって、帰ってきたそうです。その7年ぶりの再会の日から二週間後にもアプリにメッセージが来て、それでまた会って、やったそうです。2回目の時は一応、7年の間何してたのかとMくんに聞いたら、Zhaoと別れた後は3人のボーイフレンドがいて、最後に同棲してた台湾人は台北に帰省したのを最後に戻ってこなかったとか。Mくんのモラハラ気質の本性が現れてきたので、その台湾人は帰省を口実に逃げたんだろうというのがZhaoの見立てです。この再会時でも、水すらオファーしてくれないとか、行為後は自分だけの分だけティッシュとるとか、さらにはコンドームとローションは自分で用意せずZhaoに持参させようとするところとか、やっぱりMくんは他人に気遣いのない俺様ぶりは7年経った後も全く変わっていなかったそうです。
この話聞いてZhaoあっぱれと思いましたね。確かにMくんは、カッコ可愛い系のワンコみたな雰囲気で、分厚いエロい体していて、セックスアピールがある男です。それなので、モラハラに遭ってもDVされてもなかなか別れなかったみたいですが、やっと別れてそれで7年経った今、逆にその彼を感情なしに、性欲溜まった時に会う都合の相手として利用している。これは「コイツのカラダは好きだけど、精神的には絶対に元に戻らない、」と吹っ切れて、エロだけを楽しめてる境地に達したということです。
Zhaoが離れられなかったのもわかる気がする
日本人ゲイにはモテモテでしょうね
現在のMくんの様子は、Zhaoを通してしか伺い知れませんが、私がMくんにはじめて会ったのはもう10年以上前。当時彼はまだ20代でした。その彼ももう40代突入。一応SNSで繋がってはいるけれど、この10年でそれほど外見の変化はなく童顔でいいカラダしてるから若く見えます。性格を知っているからひいちゃうけど、それを知らずにこんな男に言い寄られたら、かぶり付きたくなりますね。
Zhao曰く、MくんはNYでの日本ブームに乗っかって、日本にはこの3年で2回も行ってたとか。その度にアプリで現地の日本人や在日アジア人見つけてはやりまくってたようです。一晩に10人くらいからアプローチがあったとかで、よりどりみどりですね。もう、セックス・ツーリズムじゃないのかとツッコミを入れたいくらいです。前回行った時にホテルに呼んで会った日本人が、Mくんのカラダに溺れたらしくNYに来たいとか言ってしつこく連絡が来るんだそうです。笑
と、最近ネタ切れ気味なので、ゲイの生態について生々しく解説してしまいましたが、せっかくこの記事読んでくださったみなさんのために、Zhaoが案内してくれたコロンバスサークル近くの地下街にある中華点心(Dumplings)のお店を紹介します。
NYは地下鉄が発達してる割には、東京みたいに地下鉄駅に併設するような地下街はあまり見られません。Zhaoが案内してくれた点心の店がある「Underground Market」は、東京だと新橋にあるような地下駅から直結した商業施設で、なんとなく懐かしさを感じます。点心店だけでなく、屋台のような雰囲気の中華料理屋が何軒か並んでいました。
我々は「Lisa's Dumplings」というお店に行きました。派手さはないけれど、その場で皮に餡を包んで蒸してくれる方式で、本格的でした。味もさすがZhaoが推すだけある味でした。席が空いていなくて、しばらく立って待ってたら、子連れのイケオジが「You guys can join us, if you want. We are about to go(僕たちそろそろ食べ終わるから、もし良かったらここ座っていいよ)」と相席をオファーしてくれました。すぐに終わるから、と言ってた割には娘さんと思われる女の子がなかなか食べ終わらなくて、結局私たちの方が先に食べ終わってしまいました。食べてる間中ずっとそのイケおじなパパとZhaoが会話してました。この点心は自分の故郷が発祥なんだとか、Zhao氏、話の引き出しが多い多い、、。本当か嘘か知らないけど。なんか口説きモードにも聞こえちゃいます。
でもそのイケおじパパも意外に強者で、娘連れてあちこちのアジアンレストランを紹介するYouTuberでした。娘に味を解説させたり、相席の客も登場させるという番組構成。アジア人男二人組の我々を見て相席に誘い、どんな点心選ぶんだろうと取材モードなのがアリアリでした。自分がわりとイケメンなのを知った上で、娘を出しにしてアクセス稼ぐあざといタイプと見ました。NYには色々なタイプの人間がいるものです。一方のZhaoも父娘とセルフィー撮って、イケおじパパのSNSアカウント聞いてアクセス。さりげなく連絡先交換。お見事です。
お目当ての「Lisa`s Dumplings」。Zhao好みのイケオジが
あとでZhaoに「あのパパ、タイプでしょ?」と言ったら「だから相席で座ったんだよ。中国から養子迎えてる白人男にはゲイが多いんだよ」と分析までしてて、Zhaoってやっぱりたくましいなと思って眺めていました。Zhaoは基本男に飢えた狩猟モードがデフォルトなんですが、元彼Mとの再会話といい、こうして街角のいい男を狙おうとするところとか、常に戦闘態勢。私と二人の時とは別人モードです。個人的にはあのイケおじパパさんは自己顕示欲が強いだけで、ゲイだとは思いませんでしたが、こうして、獲物と見たいろんな男に声かける姿には彼の逞しさを見ました。
ランチ終わってセントラルパークを二人で散歩しました。上着がいらないくらいの気候で、早速上半身裸の男たちがちらほら見受けられました。花の蕾が膨らむように、気温が上がってくるとガタイ自慢のイケメンたちが脱ぎ出すのがセントラルパーク。Zhaoも私もそんな風景を期待した暗黙の期待があったのは確かですね。
とZhaoを登場させると男談義満載の内容になってしまいますが、一応グルメに話を戻すとZhaoが案内してくれた店が点心のお店がある「Underground Market」は地下鉄1−3番線の59番街・コロンバスサークル駅改札出たすぐそばです。地下鉄コンコースで食事をちゃちゃっと済ませるのはあまりアメリカ人の行動様式にあっていないのか、あまり混んでいない様子なので、もし近くにいらした時には覗いてみてください。
「え、ここは日本?」と思うような光景でした。
暖かくなったNY。セントラルパーク名物の上半身裸男が出没し始めた
































































