今回はいまの移民事情(いみんじじょう)についてのおはなしネバ
■世界では移民(いみん)だらけ
世界の国と国が地続(じつづ)きのところでは移民がたくさんいるネバ
ヨーロッパでは、長い歴史の中で戦争が起きたりして国がいろいろ変わって、いろいろな事情(じじょう)でたくさんの人たちが移住(いじゅう)をくり返しているネバ
小さい国の人が戦争に負けて丸ごと移住して移民となるなんてことさえあったネバ
だから「先祖(せんぞ)は移民だった」って人がたくさんいるネバ
日本では自分の住んでいる都道府県に先祖代々(せんぞだいだい)ずっと住み続けている人は少ないネバ
だいたいほかの地方から移住してきている人の方が多いネバね
※とくに都市部
それを思えば、ヨーロッパは全部「まとめて一つの国」と考えれば移民だらけってのも理解(りかい)しやすいネバ
もっとすごいのはアメリカネバ
アメリカは数百年前にヨーロッパからたくさんの移住がはじまって、最近までずっとつづいているネバ
「おじいちゃんはヨーロッパ人」なんて人だらけで、まさに「移民の国」ネバ
南米(なんべい)も同じような事情で移民が多いネバ
ほかの地域も歴史をさかのぼれば「じつは移民」っていう民族だらけネバ
そもそも人間はアフリカから移住をくり返して世界中に散(ち)らばって行った歴史があるネバ
現代みたいに同じ場所に住み続けるっていうのは、じつは人類の歴史上かなり最近になっての話しなんだネバよ
つづくネバ