不倫がバレてからの父は
自分の部屋(夫婦の寝室)にこもって
家の中でも不倫相手と
電話をするようになり
休みの日になると
泊まりで堂々とでかけるようになります。
その時の私たちは
(お母さん、お姉ちゃん、私)
父の不倫の証拠を必死に集めていました。
私は、不倫相手と父が
母を傷付けて
私たちを平気で裏切り
私たちの人生をどん底まで落とし
自分たちの幸せだけを考えて
毎日を過ごしているアイツらを
絶対許さない
そう思いました。
不倫の証拠を見つけなきゃと
最初は思っていたのですが
この許せない気持ちは
次第に
あの男を不幸にしてやりたい！！
どーしたら復讐できるのか
どーやったら苦しめてやれるのか
当時中学２年生の私は
一生懸命考えました。
考えました…。
所詮中学生。
やれる事には限界があります。
調べるにも限界があります。
それでも私がやった父への復讐
まず、父親の歯ブラシで
便器を磨く。笑笑
本当にそんな事しか思いつかなくて …笑
でも何も知らない父は
それで歯を磨いていて…
もーそれはそれは可笑しい。笑
なんとも言えない嬉しさで
しめしめ
と思っていました。笑
その次に思いついた事は
復讐のメッセージを伝える事！
私はお風呂場の鏡に
死という言葉を
かなりの指圧で書きました。
そして何も知らない父は
お風呂へ入り
温かいお風呂に入り
頭や体を洗っている時に
鏡を見て気付くんですね。
湯気とともに鏡に浮かぶ文字
死
私の部屋は
お風呂場の真上にあったので
2階から床に耳をあて
さーてどんな反応するのかな～と
聞いていたらですよ。
案の定お風呂場から…
父『なんなーこれは
ふざけんなー』
と怒鳴り散らしている父。
私はというと、その反応が
もう楽しくて楽しくて
可笑しくて可笑しくて
お腹抱えて笑っていましたよ。笑笑笑
バカな男
ふざけんなよ
と思う日々が続くのです。