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先日心友が闘いを終えました。




7年7ヶ月の長い闘いだったそうです。




彼女と知り合ってからの5年と半年余り。




がん患者同志として、
気持ちをわかち合いながら繋がってきました。




共に励まし合って、
お互いの目標をそれぞれに持ち、
歩んできたのです。




彼女は笑顔を絶やすことなく、
いくつもの山を乗り越えました。



しかしながら…
やさしい旦那さまと可愛い小学生のお嬢さま、
お父様とご兄弟に見守られながら、
旅立たれたのです。




「私にその時が来たとしても
娘の心の中にいつも私はいます」

と生前から言っていました。




本日はさようならという言葉では見送らないで、
行ってらっしゃい!と声を掛けて送って欲しいという、
彼女の遺志を守り…
皆さんで行ってらっしゃい!
とお見送りをしました。





お亡くなりになる10日前、
最後に会った時のこと。



彼女から歌い出して、
一緒に私の歌を歌いました。




それぐらい笑顔で元気でしたが、
本当はとても痛く辛かったのでしょう。



怖くて不安で心が折れそうだと、
時々そう言った内容のLINEが、
送られてきたりもしましたが、
会えば必ず、

「ちえみさん
お身体に気をつけてください」

と自分のことより周りのことを気遣う、
思いやりの心とやさしさを持った女性でした。



『最後まで生ききる』
という意味を私に教えてくれた彼女に、
心から感謝しています。



ありがとう!


もうゆっくりしてね。


またね。



喪主であるご主人様のご挨拶のあと、
お嬢様が泣きながら大きな声で言った言葉。



「今までママと仲良くしてくれて
ありがとうございました!

ママのことを忘れないでください」

という声が私の心に突き刺さりました。




※このところスケジュールの都合がつかず、
訃報のご連絡をご主人様からいただき、
息を引き取られてからの彼女と対面できたのも、
深夜となりましたが…

快く対応してくださり、
心から感謝致しております。