言霊の歪み

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おのれの苦い経験を語ります。

 

日本語の言霊は 本当にすごいパワーがあると思います。

一音一音にとてつもないエネルギーがあるので

それを口にすれば 現実化するというのは まじで 確かです。

 

「わたしは ~になります。」と 己に向かって宣言すれば その通りの現実が生まれる。

 

ところが

その言霊も 自分のプライドから出た 望みや願望の場合

どうやら歪むらしいのですね。

 

私は正直であることが唯一の長所でありますので

かなり昔 「名誉が欲しい」と真剣に欲したことがあり

それを口に出していたのを 当時のベスは知っている。

 

「よくそういうことを 人に言えるね」と 妙なところで感心されたから。

 

そういうときの 願望は叶わない。

 

なぜ 現実化しないのか ものすごく不思議だった。

(自分が馬鹿で気が付かなかった)

 

それ以外の 望みはけっこう簡単に手に入っていたのに

自分が一番欲しかった「それ」が 現実化しないのが腑に落ちなかったのですわ。

 

それも昔の話。

 

今や そんな野望はこれっぽっちも残っておらず

そういう生臭い願望もすっかり姿を消してくれたのですが

そのおかげで 言霊がその威力を見せつけてくれます。

 

自分のプライドから出た 願望は 言霊が歪むから なかなか叶わないみたいですね。

 

たとえば

何か人のために何かを望んだとしよう。

それが 心底その人のために望んだものなら叶うでしょうが

それが叶うことで「自分のおかげ」だと 誰かに言いたいのであれば叶わない。

ということではないでしょうか。

 

言葉は底辺に真実のものがあれば 人の胸に届くけど

上っ面の言葉は すべっていくだけ。

というのと同じかもしれない。

 

言葉って 重いですよね。

今さらですが・・・・・