もう一つのブログで やんわり京都の魅力を書きましたが
こちらでは もちろんブラックな京都を。
娘と京都にいるもう一人の家族に会いにいきました。
いざ 敵陣。
客家の本丸ですもん。
私以上に感知能力が高い娘は 気を付けないと
具合が悪くなってしまいます。
寺や神社によっては 入った瞬間に具合が悪くなる。
自分の波動とあまりにも違う個所は 上手によけなければならない。
そんな娘ですが 2年間京都で暮らしていたんですけどね。
2年もいたのに 足を踏み入れなかったところがけっこうたくさんある。
京都ならではの伝統文化を支えるのは縄文系の職人達。
茶筅や茶杓は 非人の仕事でしたし
布を織るのだって
能や狂言や歌舞伎だって
みんな 卑しいものと言われていた人たち
京都にアンビバレントな思いを持つのは
そういう気持ちがあるからですが
京都の最新事情を聞いてみると 京都の限界も見えてきました。
錦市場はもはや京都庶民のものではないらしい。
観光客でまるで 満員電車状態。
しかも彼らは 買わない。
食べ歩きする 串ものとかカップ入りのものとかを買うくらい
あまりの混雑に 市場を利用していた地元の人間は 商品をゆっくり吟味できなくなったから
行かないという。。。。
市場じゃなくて ただの観光地じゃん。
京都は 世界一の観光都市になったから どれだけ財政が豊かになったのだろうと
思いきや
丸儲けなのは 坊主だけ。
あとは ホテルなどの宿泊業
寺の拝観料は 市の財政にはまったく無関係で
自治体側と寺側で その税金をめぐる攻防があったらしいのですが
清水寺を筆頭に ものすごい抵抗に会い
「それなら 寺を閉める」なんて ごねたらしい。
どういうごね方でしょうか。
どれだけ 利己的なんでしょうね。
その膨大な利益。全部ひとり占めですか。
京都は寺でもってると 思っているのでしょうけど
豊かになったら それは周りに流していかないと お金が腐ります。
寺のラスボスは 相国寺さんでしょうか?
渋滞で タクシーもなかなかつかまらなくなったし
バスも満杯だし
日常生活が立ちいかない。
それでも 中国人観光客がバク買いする買い物に依存していかないと 小売業もまるっきりだめだという。
いたずらに地価が上がるから 借りている店子は大変になる。
今回は 京都の末期症状を見てきた感じがします。
利己の究極は 崩壊ではないですか?
縄文族に支えられてきたのに 客家らは 相変わらず自分のことだけ。
さらにもっと 京都を世界に売り出そうとしている。
どれだけ欲深なのか。
あの大量の寺たちが 今後どうなるのか。
わくわくしてしまいました。