みなさま、ごきげんよう
いつもご訪問いただきましてありがとうございます。
…本日のしまむらでございます。
ディスプレイがわやくちゃなのはご愛敬。
お客様が興味を示した証拠ですね。
このあたりの商品、素材感はまあまあ。
…値段の割には、ね。ワンシーズンは着倒せそう。
…それにしても、お客様がグレーを選ぶ確率の、なんと高い事か。
見回しているとほとんどの人がグレーの服をカゴに入れている。

…ちょっとビックリした、KITSONの商品。
コラボ?
2900円でした。これは縫製もなかなか。欲しい人は急いで。
週末は寒くなりそうです。

さて、最近毎日のように目にする言葉。何なら流行語大賞(今年は「そだねー」に決まったそうです。)
「高見え」
これ実は、とっても貧乏くさい言葉です。
「安物だけど高く見える、でしょ?」=「安い物でも高そうに可愛く着こなせるワタシってイケてるじゃん」と思っているのでしょうが…
まだ「プチプラ」・「値段も可愛い」のほうがマシ。
安物はどう着ても安物です。絶対高くは見えません。素材や縫製の悪い服は、10~20代前半が着ればまだなんとかなりますが、アラサー以上が着ると突如、貧相に映ります。肌が老いてくるからです。
シンプルコーデであろうが関係ありません。
素材の悪い服、そしてシワや毛玉のある服を平気で着るその感性が貧乏くさい。そのことに気付いていない人が残念ながらとても多いです。
それに、安さに惹かれて買った服を丁寧に扱うとは思えないんですよね。
ブログ上位を見ていると、ほとんどがプチプラコーデをアピールしているブロガーさん。で、「高見え」を連発している。「安いからあなたにも買えるわよ💛」って感じ。
でもよく見ると買ってきたそのままの状態でUPしているわけじゃない。上等に見えるようにきちんとプレスや成型して、背景やディスプレイにも凝って丁寧に写真を撮るという工夫を、お洋服を大事に、を必ずしています。そしてプチプラ好きブロガーさんは決まってスタイルのいい美人さんばかり。
つまり、「高見え」ではなく「高見せ」するセンスを駆使している、ということ。
…それを気付かず「あらいいじゃない」とそのまんま真似しても…ね。
人にあてがわれた情報に頼って服を買うのは、そろそろ卒業するべきではないでしょうか。…まあ、プチプラアパレルのスタッフに接客を求めるのは難しいとは思うのですが。
…ブログを見て高見えを狙うより、もう一歩先、きちんと手入れした服を着て高見せするほうが好感度は高くなります。
大事なのは「高見え」ではなく「高見せ」なんです。