先日の話だ。自宅から電車で1時間ほど離れた場所へ仕事で行く日だった。
午前中の仕事を終え、ランチのために近くのファミレスに入った。慣れない場所で一人、ゆっくりと食事をしようと思っていた矢先のことだ。

店の奥の席から、聞き覚えのある声が聞こえてくる。
まさか、と顔を上げると、そこにいたのは、息子のクラスのママ友集団、4人。
そのママ友集団は、正直なところ、私にとっては「関わりたくない」部類の人たちだ。
なぜなら、いつも人の悪口ばかり言っている印象しかないから。
その中の一人は、以前「私は働いているからPTAなんてできない!」と、ものすごい剣幕でぶちギレていた人だったのに、今日は平日昼間から、なんとも優雅にランチをしている。
思わず「あれ?」と思ってしまった。ああ、そういうことね、と。
いつもは5人組で行動しているはずなのに、今日は4人。
一人、いないのは「ハブかれている」のだろうか。そんなことを考えていると、なんだか背筋がゾワッとした。
よりによって、私の近くの席にいることに全く気づかない彼女たちは、いつも通り、遠慮なく周囲の悪口をまくし立てている。
女子高生のようにさわぐ、さわぐ。
声は決して小さくないから、嫌でも耳に入ってきてしまう。聞きたくないのに。
ランチも終盤に差し掛かった頃、さらに興味深い(というか、恐ろしい)光景を目にした。
4人のうちの一人が、どうやら誰かにランチを奢ってもらう予定だったのだろう。
会計の場に一切混ざろうとせず、最後に「私が片付けするね~」と、食器をまとめたりしていた。
……自分で食べたものくらい自分で払えばいいのに。。。
なんだか、仲間内でも微妙なヒエラルキーや、ギスギスした駆け引きが見え隠れしていて、ゾッとした。
ああ、これが「ママ友」のリアルなのか、と。
子どもたちが帰ってくる時間が近づいてきて、会計を済ませると、コーヒーを無理やり飲み干すように、いそいそとファミレスを後にしていった。
悪口と噂だけで繋がる関係の、情けなさと虚しさ。
悪口や噂話だけで繋がっている関係って、本当に虚しいなと思う。
そして、その輪から仲間外れにならないように、必死で悪口に同調したり、媚を売ったりしている姿は、正直、見ていて情けなかった。
子どもたちの親なんだから、もう少し、人間として成熟した関係を築けないものか、と。
私は彼女たちに呼ばれることもないけれど、むしろそれでいい。
いや、関わらずにいられる方が、断然幸せだ。
「悪口を周りに聞かれないように、自宅から離れたファミレスでランチする」って話、都市伝説かと思ってたけど、ホントなんだなぁ…と、妙に納得してしまった。
マウントさんがよく言ってたわ。
私は仕事で忙しいし、そんなくだらない時間に割く暇なんてない。
今日、遠出して偶然遭遇したことで、改めて自分の時間を、もっと有意義なことに使いたいと強く思った一日だった。
ママ友、こわっ!
かわいい。。。
レビュー良すぎた
毎年、買ってしまうロングカーディガン
値下げがすごい
サイトより割引率高いシークレットクーポン