令和の婚活は厳しい?婚活バトルロワイヤル
婚活と少子化支援の動画が出ていたので、動画を見て思ったことを書いてみます。【出生数70万人割れ】令和の婚活は厳しい?結婚しない若者たちに必要な支援策ってなんだ?- YouTubeYouTube でお気に入りの動画や音楽を楽しみ、オリジナルのコンテンツをアップロードして友だちや家族、世界中の人たちと共有しましょう。youtu.be婚姻数が減っているのは、若い人の出会い事情が変わったからだとの意見がでてました。はてなもこれはその通りだと思います。昔は自分のコミュニティ内、具体的には、学校、職場あるいは地域の知り合いの紹介など、限られた範囲内で結婚相手を見つけるのが普通でした。しかし近年はむしろ自分のコミュニティ内で結婚相手を探すのは避ける傾向があります。もし交際したけどうまくいかず別れる結果になった場合、そのコミュニティの中に居づらくなるからですね。職場結婚なんてその最たるもので昨今は激減しています。その代わりにマッチングアプリや結婚相談所、婚活パーティーなどの手段を使い、自分のコミュニティの外で結婚相手を探そうとするのが最近の出会いの一般的流れです。ただですね、婚活でまったく自分と関係ないコミュニティから相手を見つけようとすると、めちゃくちゃ結婚相手を探すハードルは上がってしまうんですよ。ハードルがあがる最大の理由は選択肢が広がりすぎてしまうからです。婚活においては選択肢がたくさんあればあるほどいいのではないかと思いがちですが、実はそんなことはなく選択肢がありすぎるのは婚活においてはマイナスです。まず、もっといい人がいるのではないかと思ってなかなか結婚相手を決めることができなくなります。さらにどのみち全く知らない相手と会うのだから、それなら少しでも自分にとって理想の条件、言い換えると自分にとって都合のいい条件の相手を探そうとします。そうなると条件が次々と増えて高望みになり、切って切られての血みどろの婚活バトルロワイヤルの世界へようこそとなるわけです。この動画で高橋さんという大学教授が婚活の実体験を話してましたが、はてなにはこの人の気持ちがよくわかるんですよ。婚活を続けても続けてもいろいろなことがあって断り断られが続いていくと、疲れ果ててどんどん泥沼化していきます。それでとにかく相手に合わせて結婚相手を決めようとしても、それは無理をしている状態ですからうまくはいくことはありません。結果として疲れ果てて婚活を続けること自体が嫌になってしまいます。結局のところ一番結婚相手として大事なのは、無理しなくても一緒に居ることが苦痛にならない相手なのですが、そういった相手は実はそう多くはありません。婚活がうまくいくかは運の要素が相当大きいと思いますが、運が悪いとなかなかそういう相手に出会えないので婚活を辞めて結婚もあきらめてしまうわけです。今の婚姻数が減っている状況をどうやれば改善できるのかの抜本策ははてなにもわかりませんし、昭和時代のように社会全体で、早く結婚すべきだ、結婚してないやつは半人前だなどと圧力を加えるのが正しいとは思いません。またこめおさんのように結婚したくない人は無理に結婚する必要があるとも思いません。ただ一つ言えるのは少しでも結婚について前向きに考えているのであれば、若い年齢の時に異性との出会いを増やす努力をすることが結婚につながるのだと思います。男女問わず若ければ若いほど婚活するには有利ですし、年齢を重ねるほど婚活の難易度は上がっていきます。というのは世の中は結婚に向いている気質を持った男女からどんどん先に結婚していく仕組みになっているため、年齢を重ねた未婚の男女ほどこだわりが強かったり高望みで条件が厳しかったり柔軟性が欠けていたり…といった結婚しにくい人が残っていく傾向があります。結婚相談所で何年たってもずっと結婚できずに残っているのは基本的にそういう人が多いです。その結果、年を重ねるほど婚活難易度はどんどん上がってしまうので、比較的婚活の難易度が低いブルーオーシャンの若い年齢のうちに動くのが簡単に結婚することにつながるのでしょう