経歴について (清書)
若菜りお
病気をしてからの10年間、社会からほぼ離れた生活を送ってきました。病気をして以来、10年、社会からほぼ離れていました。今も社会生活が営めているかというと身体的に難しい状況です。でも、少し文字を書くことができるようになって、起きられている時も多くはないのですけれども、毎日したいこととできることがあって、些細な日常にしあわせを感じています。
10年以上にわたって病気で社会から離れており、今もこのような状況で、改めて自身の経歴について触れるのもためらいがありました。
しかし、周囲の友人には話しましたが、ネット上では事実無根の中傷ばかりが書かれ、私だけでなく、私のパートナーや友人の投稿まで執拗に追われています。相手は匿名で、こういったこともインターネットではよくある話かもしれません。
10年の年月の中で、支えてくださってきた皆さまのお気持ちがそれで変わるということもないでしょうけれども、ご心配の声をいただきました。
同時に、今まで、私自身の経歴を話すということもなかったということにも気づかされました。
SNSの投稿を始めたのは、闘病の中で家族の支えもなかった時もあったもので、社会福祉の整っていない病気の中で、一人ではどうにも生きられず、声を上げたことがきっかけでした。
あの頃は見ず知らずの方が声をかけてくださっりと、今では見知った間柄になった方もいらっしゃいますが、本当に支えになっていただいていました。また、当時、病状が重く、私の病状が重すぎて、お会いすることもできなかった方もいらっしゃいますが、今でも心の支えとなっています。
このような経緯で始まったSNS活動なので、自身の経歴を語る機会はありませんでした。あまり表に出すことでもないと思っていましたが、書かないことで余計な憶測が生じるのかもしれません。
このような形になって、後手で私の経歴についてお話するのも申し訳ない気持ちですけれども、私自身が書いてきた経歴に偽りはありません。
一時はSNSのプロフィールに「ミス日本ファイナリスト」と記載していましたが、モデルの仕事から離れていたため削除しましたが、私は学生時代からモデルをしており、その後、他薦によりミス日本の選考ステージに立つ機会をいただきました。これがご縁となり、海外のディレクターから声をかけていただき、海外をメインにランウェイモデルとして仕事をさせていただきました。
このような経歴を話すと、美人だと思われたり、自分をアピールするのが好きな人に思われがちですが、私自身は、正反対です。特にランウェイモデルは、自薦よりスカウトなどの他薦も多い世界ですし、モデルとして話す機会もありませんから、意外に思われるかも知れませんが、シャイだったり、大人しい方が多いです。でも、海外で身1つでステージに上がるために各国から集まるので、どこか芯が通っているような方が多かったように思います。私がそういう人間というわけではありませんけれども💦 少なくとも、私がモデルをしていた頃はそう感じていました。
病気をしてしまって、そもそも仕事が出来ず、外にも出られない体調とお話すると、離れていく事務所もありましたし、お断りした仕事もありました。当時は、気持ち的にも塞ぎ込んでしまって、仕事仲間とはほとんど疎遠になりましたが、今でも繋がっている友人もいます。
また、FMラジオ局アナウンサー、国際会議の司会、国際展示会やモーターショーなどのイベントMCなどもしておりました。
学歴に関しては、公にしていません。今はこういうインターネット事情ですから、出身校などを上げて個人情報を引っ張り出されないようにとは常々思っていましたが、大学と大学院で、人権と国際法を勉強していました。
英語力については、TOEICのスコアが800点台ですので、高得点ではありませんが、滅茶苦茶だと批判されるような英語は使っていないと思います。 10年間の日英翻訳の経験があります。
病気の間、小説を執筆して、最優秀賞を始め、複数の賞を受賞させていただきました。病気で、社会からも切り離されて、何もできないような毎日の中で、書くということに救われていました。多くの方と繋がるきっかけにもなりました。ファンの皆さまに感謝しています。
いずれも病気の悪化で、全て手がつけられなくなってしまっていました。
今回の件でSNSでの投稿の多くを削除しましたが、経歴詐称などではなく、個人情報を詮索されることが苦痛だったからです。
化学物質過敏症に関しては、超重症から重症くらいに回復しています。一時期は、暖房もつけられず零下で過ごしたり、雨で身体を洗ったり、服も着れず過ごしたり、数日に1度しか起きられない状態で、そんな状態なのに自宅にも居られないなど、SNSに書くのも憚られる生活でした。
化学物質過敏症は、周りの環境次第のところも大きく、周囲の環境によって体調が大きく左右されます。将来に対する不安を抱えつつも、一日一日を大切に過ごしています。
化学過敏症は未だ治療法の確立されていない病気ですが、医療の進歩が進んで、化学物質過敏症の治療も受けられるようになったらいいなと願っています❤️🩹
若菜りお🐧
Twitter: https://mobile.twitter.com/rio_wakana
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