教義と修行体系34 | 法友(とも)へ

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ジュニアーナヨーガの利点は、いつでもどこでも実践できるところにある。

 

瞑想のように様々な制約があるわけではない。

 

1日中実践できるために、やるかやらないかでは努力の絶対量に圧倒的な違いが出てくる。

 

 

私は身体ではない。

私は心ではない。

 

では、私とは何か?私はどこにいるのか?

 

この実践を続けていると、ある時ふっと身体から意識が抜け出す。

 

これはヨーガスートラにあるような、1点集中の場合とは異なっている。

 

1点集中の場合は、対象と一体化するために意識は対象に張り付いたようになる。

 

見えているのは対象だけであり、周りには何も見えない。

 

まさに見るものと見られるものが一つになるのだが、ジュニアーナヨーガにおける意識の抜け出し方は意識が抜け出す以外は何も変わらない。

 

 

この世界は、その前と後ではそのまま変わらない。

 

私の身体も私の心もそのまま、いつもどおりに動いている。

 

つまり、私がいなくても、私の身体と心は勝手に動いているということになる。

 

抜け出した意識は、ただそれを見ているだけだ。

 

いや、正しくは、全てを感じ取っているということだ。