魔空空間へようこそ!! -28ページ目

魔空空間へようこそ!!

「Nightmare Before Chrsmas」のコレクション紹介。



映画館で鑑賞した私見による映画批評もやっています。

鑑賞日:2005年8月17日


タダシ「僕は、生まれて初めて 真っ白な嘘をついた」


監督:三池崇史
主演:神木隆之介、宮迫博之、南果歩、佐野史郎、徳井優、津田寛治、柄本明
公開:2005年 日本
(プロデュース)チーム「怪」 水木しげる、荒俣宏、京極夏彦、宮部みゆき


あらすじ


10歳になる少年タダシは、両親の離婚に伴い母方のいなかの鳥取に引っ越す。
馴染めないいなか暮らしのなか、いなかのお祭りで麒麟(獅子舞のようなもの)にカプリと噛まれ
その年の『麒麟送子』に選ばれる。 伝承では麒麟送子は、お山に行って聖剣を引き抜き世界を
守る使命をもった選ばれし子供だというのだが・・・。

時を同じくして、日本の先住民族の怨念が具現化した存在、魔人加藤が目覚め腹心の妖女

鳥刺しのアギを使い、土着の妖怪を拉致の後、妖怪と人に捨てられたスクラップを呪術的に融合  

させた、よもついくさ『機怪』を作り出し東京の壊滅を目論む。

果たしてよわむしタダシは・・・。

 

      

感想日記一発目が妖怪大戦争です、ハイ。


まさに日本版オーシャンズ11のような、つまり配役は豪華!中身は・・・ というの懸念を抱きながら
鑑賞に行きましたが・・・・


全編をギャクで統一したというのはむしろこの映画の作風にはあっていてイイ選択をしたなと思う。
このユルいユルい展開が心地良い、そんな感じもする。
妖怪に対する作り手側の愛情愛着心も素直に感じられ総じて割と面白かったと思います。


表題の「妖怪」と「戦争」が本質的に相容れない関係である点が、はっきり表現されているのも

「解っている」ゆえに、でしょうね。

日本古来の妖怪とは西洋的な悪魔魔物とはまた違った「恐怖」を体現した存在とは違う

もっと、身近なというか親しみやすい愛すべきヤツラなのですよ。



麒麟送子としての特別なチカラというのは、このタダシ少年に宿るものではなく、聖剣の方にあって

タダシが剣にいわば使われている、という表現は個人的に気に入りました。

ごく普通の小学生が『選ばれし子供』になったからってイキナリ超人的な剣士っぷりを披露する

よか自然に納得できると。

また、癒し系のパートナーモンスター“すねこずり“をタダシは自分のリュックの中か頭の上に載せて

歩いているっていうのがイマ風っスね(例:「ポケットモンスター」「おねがい!マイメロディ」など)

ちょいとばかり、本作のネタに触れますが、この話というか世界では妖怪は子供にしか観えない

大人には観えないのですが、終盤、大人で終局まで関わる雑誌編集者(大人)が偶然ビールを

飲んで(アルコ-ルが入って)観えるようになるのですが、そのビールの品名が「麒麟ビール」って

いうのがちょっと良かったです。



そしてこの作品の最大の見所は魔人カトーとの決着のつけ方です

このキモの展開を書いてしまうと、全てを語ったことになるので、控えますが・・・・

あの怒涛の展開こそが全てのような気がします。

しかし、いいんでしょうか・・・・・・荒俣センセ、カトーあの扱いでホントにいいの?!



そして、決着ついて後、『妖怪大爺』役でゲスト出演の水木先生の一言

側近妖怪(この妖怪も京極センセが演じていたハズ)の「どうやら今回は勝ち戦だったようです」

という言葉に対して

「戦争はいけません。 おなかがへるだけですから」

この一言は価値があるのではないかと少々感じ入ってしまいましたね。

戦争を経験させた方の思いがこもっておられるというか。

全編にヘンに反戦色だしちゃった邦画(例:「キャシャーン」)などより重い一言と受け止めました。




しかし。
エピローグにあたる部分、特に大人になったタダシのシーンなどは完全に蛇足で

必要なかったのじゃないだろうか?




誉めてばかりなんですが、基本的に子供向け映画だということ、全体的に泥臭い感じは否めないこと

ベタなギャクや強引に笑わせようとしているシチュエーションなど途中欠伸がでそうなシーンも何度かあることは書き添えておきます。




~おまけ 今週のシネマフード~


シネマフード

「ナンスティック」

ナン(味無し)3本にマーガリン&メープル風スロップ付きで

300円でした。

まず、メープル風&シロップを開けようとしたら

飛び出して大暴走(苦笑

これはまず、カップの中にシロップ類先に全部入れてから

食すモノのようだ、と学んだ・・・。

最近観た映画の感想を書いていこうかと思います。

見た日付などは順不同となっています。


基本ルール :映画館で見たものに限る。


        ネタばれ有り。