http://netgamestopper.hp.infoseek.co.jp/index.html

かなり前に読んだ奴ですが今まで忘れてましたね

私も正直ネトゲは人に勧めることができません・・・

ネトゲを始めようとする前に一度読む価値はあります

これから書く文も読んで欲しいです。


私もネトゲを始める前に↑のサイトを読みました

正直最初は一部の人間の事だろうと思っていました

当時はネトゲ等周囲の人間は誰も知らない頃でしたが私は偶然サイトを見つけやってしまいました

実際プレイしてみても最初は10分~30分程度でやめる事ができました

しばらくやるとゲーム内で知り合いができ、段々と時間が長くなっていきましたが

それでも1~2時間程度でした。

当然MMORPGの楽しさなんて分かりませんでしたからすぐに飽きて止めました

そして他のネトゲもやってみたいという気持ちになってくるわけです


色々と調べて次のゲームを見つけました

それもMMORPGでしたが、今度はPK機能や対人機能がありました。

しばらくやってみると、レベルが上がりにくい

強力な装備を買いたいが値段が所持金より二桁高い

その時は「別に一番上を目指す必要はない」という考えでした

その後偶然PTで会った人にギルド(クラン)に誘われ断る理由もないので加入しました


そこからが罠でした。

ギルドに入ると周りの人は自分よりもレベルが2倍、3倍と高いひとばかりでした

そして、ギルド内で話している事は高レベルの敵や装備の話で自分はついていけませんでした

当然、段々とその会話についていきたいと思うようになり、レベル上げ、金集めにかける時間が段々と長くなっていきます。

2時間、3時間、4時間、5時間と学校から帰ってきたら寝るまでゲームをするようになりました。

休日も暇な時はずっとゲームをして、その内友達を自分から遊びに誘うことがなくなっていきました。

リアルの関係を壊すことだけは避けたかったので、友達の誘いは断りませんでしたが、用事があると嘘をつき、普段より1~2時間速く家へと帰ってきたりしていました。

この頃には既に↑のサイトで読んだ事など覚えていませんし、書いてある通りになっていました。

多分この気持ちはやったことのない人には絶対分からないと思います

自分もこんな感情を持つとは予想すらできませんでした

つまり、中毒性の強さが一般の家庭用ゲームなどの比にはならなかったのです

はまるまではこんな止められないという事はないんです

しかし、一度はまると気づいた頃には莫大な時間をゲームに費やしており、その時間をかけて作り上げたキャラクターを手放す事もできません

しかし、ある日、ささいな事で急に冷めてきて、そのゲームを止めました

気づいたら違うMMORPGをやっていました。

その繰り返しです

止めてもネトゲという大きな枠からは逃げることができないのです


この中毒性の原因というのがやはりオンラインのみにある共通の仲間の存在です。

これこそがネトゲの最大の危険性であると思います

例えば同年代の学生や同レベルのゲーム内での友人です。

オフラインゲームなら一人です。

長時間やっていると自然にこんな事をやっていては自分がだめになると気づき、やめることができます。

しかし、同じ仲間を持つと人間は弱いものです。

「~さんもこんな長時間やっている」「同レベルの友人にレベルを抜かれたくない」という風にこんな感情を持ち始める訳です。

つまりゲーム内のことにしか考えが周らなくなり、リアルの事を考える余裕がなくなるのです。

こうなるとやめるという選択肢すら考えられなくなります。


それと、これは社会人の方なら別にそこまで大きな問題にはならないと思います

自分はとても多くの人を見てきました。

その年齢層も幅広く、小学生高学年~40代の方までで、兄弟でやっている人、夫婦でやっている人、親子でやっている人までいましたが、そのほとんどを今も記憶しています。

その中で最も危険なのは小学生高学年~高校生の期間にネトゲを始めることです

理由は勉強、つまり受験です。

よほどの精神力がない限り、一度はまると抜けるためには他人の力がなければ中毒性に勝つ事はできません。

協力と言ってもPCを排除することぐらいしか方法がないと思いますが・・・

この勉強が大事な時期にはまると当然勉強が適当になり、成績が下がります

俺もその中の一人な訳ですが、通常はテスト前に6時間以上勉強していたのに、はまってからはゲームを6時間以上していました。

正直俺はそれでも成績はほとんど下がらなかった訳ですが、大抵はかなり落ちると思われます。

さらに、学生のこの時期が一番精神が不安定な時だと思います。

精神が落ち込んでいる時などに気晴らしにネトゲをやってはまってしまう事もあると思います

この場合は確実に中毒性に負けると思います

学生にしてみれば麻薬みたいな物じゃないでしょうか?

やらないと何もする気力が起こらないのです

やれば、しばらくは何か他の事をやる気にもなります


そして、自分は学生です。

ネトゲにはまってしまっています。

リアルでの関係は幸い以前と変わりなく普通に過ごせてますが、ネトゲをやめることは恐らく不可能だと自分でも思っています。

今は面白いネトゲを探す、という行為そのものにはまっていますが・・・

しかし、ネトゲを批判する訳ではありません。

ネトゲの長所は他人との交流ができる事であり、それが短所でもあると思います。

何が言いたいかというと、限度を決めるべきだと言う事です

どこで中毒性が発生するか分かりません

どんな事があっても一定時間以上しないようにする。

多少不便でしょうがこれが一番安全に楽しめる方法だと思います。

正直ネトゲは楽しいです、楽しくなければこんな事にはなりません

楽しいからこそ誘惑する力が大きいのです


人にネトゲをやるな、勧めるなとは言いません

しかし、このような危険性を知る、教えるべきだと思います

ネトゲを通して学べることもあるでしょう

たまに、ネトゲをやめる時に「今までの時間は無駄だった」などと言う人がいますが、私はそうは思いません

時間の使い方からすると無駄なのかもしれませんが、関わりあえた相手は人間です。

これもまた北海道~沖縄、韓国やアメリカやドイツの人とも出会い交流することができたこともありました。

一生の内でここでしか出会えない人もいるはずです。

また、10歳代の人と40歳代の人が対等に話合える場もここしかないと思います。

自分はかけがえのない時間であり、貴重な経験でもあると思っています

どれだけの人がここを読むか分かりません。

これを読んでもネトゲを始めたら何も覚えておく必要はありません。

始めるか始めないかの判断材料としてだけでいいと思います。

始めてしまったら覚えていようが、どうしようもできない時はどうしようもなくなります。

自分は始めた事を後悔したことはありません。

さらに、これはよかったのか分かりませんがPCにまではまってしまい、ネトゲ以外でも常に触るようになりました。

当時はPCではインターネット検索以外使った事がなく、「あ、い、う、え、お」と文字だけを打つのに30秒ぐらいかかっていましたが、今は「」と、を入れても5秒ぐらいで打ててしまいます。

キーボードを直接見て探していたのが、今は目を閉じても手が勝手に動きます。


全ての行動には意味がある

自分の人生は自分だけの人生ですから・・・