受験が迫り、やる気がみなぎってくると、無計画に受験勉強に突っ走り、生活リズムを乱して、深夜まで机に向かい、朝遅かったり、昼の勉強中にうとうとしてしまうお子さんたちが一部見られます。
明らかに効率が悪いし、同じ時間、同じ努力量だとしても、もっと効率が上がるのは間違いないですよね。
明らかに非効率なため、子供の受験成功を願い自然と「生活リズムを正してメリハリをつけるように」と声を掛けます。
ですが、皆さん良くご経験されていると思いますが、まあ言うことを聞きません。ひどい場合には親の口出しを言い訳にしてやる気が失せたと勉強をサボる口実にするお子さんまで現れる始末です。
男子の方が良く見られる光景ですが、女子の方も注意が必要です。表面的には素直に振舞っていても心の中では、「うるさい!」とストレスを貯めていることは意外と多いので注意が必要かもしれません。
参考として、日比谷高校の生徒さんの親への言いたいことの動画のリンクを張っておきます。
日比谷高校に合格する生徒さんたちでも皆さん口をそろえて、干渉しないでほしい、塾と本人に任せていてほしいと受験生側は言っております。
(だからとていって、口を出さないことが常に正解とはなりません。ただし、しっかり管理されている塾に通っている場合、ほとんど多くの場合は口出す方がネガティブに作用することが多いのは事実としてあります。)
どのようなときに口を出すべきであり、どのようなことに注意した方が良いかはまた別の機会に解説します。
難関高校を目指しているのに、親を受験勉強をやらない言い訳にしてしまうお子さんは今回の話以前に根本的な姿勢、考え方を正していく必要もありますが、そのようなお子さんを持つ親御さんに向けても今回解説するお話は関係してきます。
今回は、レベルの高い受験生の「うるさい!」という気持ちと状況の解説を行い、受験生側の大変さと親子のギャップを理解していただくことにより、親子関係のさらなる健全化に役立てていただければ幸いです。
解説の記事は9月1日(木)公開予定です。