高校生物、重要用語絞り込み=「暗記でなく思考力を」-学術会議 JIJI.COM

https://www.jiji.com/jc/article?k=2017092901272&g=soc

高校・生物を「脱」暗記科目に 教科書の重要用語を削減、学術会議提言 中日新聞

https://www.chunichi.co.jp/article/feature/kyouiku/list/CK2017111202000003.html

 

思考力応用力云々の前に知識を入れないと始まりません。

先日東工大志望の高校3年生を東工大の教授のところに連れて行きどのような意図で入試問題が出題されているのか聞きに行った時のことです。

日本の大学ランク4位にランクインしているにも関わらず、

「学生の知識が少なすぎる、大学で勉強するレベルに達していない」とおっしゃていました。

 

重要な2000語は理系の生徒の生物離れが進むと、500語のみが重要で1500語は重要ではなくなるのでしょうか。

検討委員会の委員長は東大の中野教授ですが、そんな東大のこないだの入試で教科書の穴埋めと同様の問題が出題されています。

A 1/16

B 8適応(獲得)9HIV10自然11マクロファージ(樹状細胞、好中球)12毛細血管13閉鎖14組織液15開放

太字は中学校の教科書レベル

解答は公表されていませんが、おそらく合ってます。

 

もちろん中野教授は委員長という立場で学力の低い生徒が「生物は暗記」という間違った認識による生物の敬遠を取り除くため、高校生の選択の際の敷居を下げるため苦肉の策として重要語の指定基準を緩める指針を出したのだと思います。

 

とはいえ問題文に出てくる用語の意味が理解できない状況で、思考力を働かす余地はありません。

英語の入試で最も配点の高い長文問題で単語が分からない状態では、読解力を試す以前の問題です。

 

そのためAlma Materでは最低限のラインとして、

厳選された1695語を531の例文を通して、

理科1346語社会1440語を豊富なカラー資料を通して

理解した上で、暗記してもらいます。

偏差値60以上の私立、国立開成等を志望する場合はさらに授業で増強してまいります。