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今日は涼しいですね。朝食を済ませて8時から作業開始です。まづはフロントのパッド交換です。ブレーキはキャリパーとマスターごと交換したのですが、パッドの残量が少なめでした。取り外したキャリパーを捨てようとしたらパッドが新品同様でしたので、このパッドに交換しました。このGPXはそれなりにメンテしてもらっていたのかもしれません。

 次は油面のチェックです。下の写真のパイプのガソリンの高さを見ていただきたいのですが、写真の左キャブはOKでしたが、右は明らかに高い状態でした。昨日、フロートを調整したのですが、まだ高いようです。プラグをチェックすると7番が付いていて右は黒く燻っていました。3,000以上は吹き上がりに問題ありませんのでアイドリング付近で右が濃いようです。苦労してキャブを外して右の油面を少し下げて、パイロットスクリューを90度締め込みました。GPX1号機の8番プラグがあったので付け替えて試乗してみました。
 1号機はとても始動性が良くてセルに触る程度で始動しましたが、2号機は少しクランキングする必要があります。少し暖気して走りだしましたが、発進がとても楽になりました。4速で2,000回転位で流していて、スロットルをじわっと開ければちゃんとエンジンはレスポンスします。シフトダウン時のブリッピングの反応も良くなったような気がします。
 4万キロ以上走っている多走行車ですので、エンジンだけでなく、キャブの可動部の磨耗も進んでいると思いますので、標準のセッティングでは厳しいのかもしれません。右キャブのパイロットスクリューは標準が2回転戻しなのですが、1回転半戻しとなっています。