
初球でした。
放られたストレートはイメージどおり。
真ん中 ベルトよりやや上の半速球。
無論、仕留めにかかる。
身体はブレていない。体重移動も完璧。スイングの始動もスムーズ
だが焦るな。
バットのヘッドはまだ返すなよ…
もうちょっとだけ待って…待って…
ここだ!!と一気に左手で押し込む。
完璧なアジャスト
会心の打球は、私が振り抜いたバットを投げ捨てるのも待たずに、あっという間にライトの頭上を超える。
当然追いつけるはずもない。
半ば諦めてるようにも見える。
そしてその弾道は……
あれ?
なんか…低い…?
あ、うそ!ちょっと待って!
お願い!頼むって!!………
三塁から犠牲フライでホームインした私に、
「あの角度じゃムリでしょ」
半笑いのチームメイト。
野球の神様さんよ。何故俺には打たせてくれないんだ。
人生通算0本塁打 未だに継続中です。