酒の入ったメンバーのおかげで、宴会も盛り上がりを見せてきた。すでにマサシは缶ビール3本を飲み干し、いい気分。こちらも3本飲んだユイと大声でわけのわからないことを話合っている。
 

 ここで白状するが、私は足フェチである。女子の素足の足を見ると興奮するたちなのだ。だから夏場は街を歩くとサンダルを素足で履いた女子が大発生しており、始終ドキドキしっぱなしだ。みんなが靴を脱いだときも、その足元に注目していた。今日の女子で素足なのは、ユイ、カオル、ショウコ。ユイはトレンカだが、足先とかかとが覗くトレンカは好きなファッションアイテムの一つなのである。ちなみにフットカバーや靴下は苦手である。
 素足が好きなのだが、足の裏が汚れているのも、また興奮する。裸足でどこかを歩いて、足の裏が真っ黒になった、なんてシチュエーション、私はなかなか拝めない。最後に直接見たのは、高校の文化祭での、幽霊役の裸足の女子生徒である。なかなか汚れていたのを覚えている。

 さて、私はそんな素足のユイとカオルとの間にいる。ショウコは向かい側。マサシとひたすら大声をあげていたユイは、私の隣のカオルと話始めた。マサシは酔いつぶれて夢の中。花よりお酒、のいい例だ。私は女子2人の高く大きな声に挟まれながらも、時々話を振られていた。しかし私の目はやはり彼女たちの足に向いてしまう。トレンカのユイは、正座を崩した座り方で、両足を私の方に寄せ、ばっちり足裏を見せてくれていた。少し茶色っぽく足裏全体が、土踏まずを除いて汚れていた。土が上がってしまうのかな。カオルの方は、女子ながらあぐらをかいている。片方の足にもう片方の足をのせていて、完全なあぐらとは言えないが、片方の足の裏は私に向けらればっちり見える。しかもとても短いデニムで、太ももまで見せてくれていた。ナマ足。ドキドキは止まらない。カオルの足の裏も汚れていたが、ユイほどではない。ユイは時々立ち上がってみんなのお世話をしていた分、汚れはついたのだろう。
 そして向かい側のショウコは、両側を白いソックスのフウカとベージュストッキングのアサミに囲まれている。人数の関係でそうなった。フウカとナオキはお互いまともな状態で、普通に世間話をしている。アサミとショウコもお互いになにやら話している。時々ユイたちの話に加わり、盛り上がる。そんなショウコは足を真っ直ぐ私の方に伸ばし、綺麗な足を見せてくれる。足裏は見えないが、指が、彼女が笑う度にうにうに動く。3方をフェチ要素に囲まれ、私はとても気分がよかった。
つづく